神戸市立博物館に行って来ました。ここは私がOLだった頃、「東京銀行」でした。
勿論その頃は入ったことはありませんが、今こうして、館内に入ると、ずいぶんと
贅沢な造り(丁寧な仕事)だな~と思います。2階にある喫茶店の天井など、今日
始めて気が付いたのですが、とてもプレーンでシックなつくりです。去年来たとき
にオーナーだという女性が説明してくださったのですが、元は応接室か役員室だ
ったそうです。今日もお話できるかな~と思ったのですが居られませんでした。
何時もの通り、音声ガイドを借りたのですが、音声ガイドを借りる人がずいぶん増
えましたね。今日は平日と言うのに大勢の人でした。今日も招待券を友人から頂い
たものですから、3千円助かりまして、音声ガイド(2台)千円も何の躊躇も無く
借りられありがたいことです。
テレビでも宣伝に使われている「円盤なげ(ディスコボロス)」は唯一体特別室で
した。中央に置かれていましたので、私は見つめながら2回りしました。そして不
思議なことに気が付きました。左足の指が内側に曲げられているのです。普通力
を入れるのならば、足の裏で踏ん張ると思うのですが…。こうした方が力が入るの
でしょうか?
古代オリンピックの頃、優勝者の像を作るのが当たり前だったようです。そして、
昔は運動の練習は「裸」でしたものだそうですよ。だから人間の筋肉の動きなど詳
細に目に焼きついているのでしょうね。
もう一つ不思議に思ったのは髪の毛は勿論髭までくりくりとカールしているのです
ね。昔のヨーロッパの人は天然パーマだったのでしょうか?
そういえば、大仏さんもくりくりカールの頭髪ですね。インドの方もそうだったの
でしょうか?
昔は日本、朝鮮、中国はストレートヘヤーですよね。「女の黒髪は美人の印」とい
われていましたでしょう? 直髪でからすの濡れ羽色(真っ黒)が良かったですね。
黒髪を持つ東洋人はストレートで、他の色の毛を持つ人種は天然パーマだったの
でしょうか? でも今は外人さんもパーマ掛けているのでしょう? 何時の時代か
らカールしなくなったのでしょうね?
髪の毛一つをとっても、その変化に興味がわきますね~。解決しない疑問でも、疑
問が湧くこと自体が楽しみでもありますね。
北京オリンピックの頃に大英博物館から持ち出され、来年のオリンピックの頃に大
英博物館に返るそうで、その間世界中を廻っているそうです。
半ばで休憩を挟みながら、2時間半たっぷりと楽しんだ一日でした。
昼食の後、いつもどおり、家族中の好きな「スコーン」と「蒸しパン」「チーズ」など
神戸でしか買えない、我家の好物を買って家路に着きました。
日本で始めて出来た「神戸花時計」 何十年ぶりでしょう 花時計の前に来たのは…