ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

比叡山と浮御堂 

2011年05月23日 | 一寸そこまで


  12年間の修行を終えられた 日蓮上人   本堂には若かりし頃の優しい日蓮さんが居られます

             日蓮上人が若かりし頃、勉学修行をされた土地(寺)です



               九輪草が小さな池のほとりに咲いていました。      


5月17日(火)広済寺に8時30分に集合して、バスで一路、比叡山・横川・定
光院(よかわ じょうこういん)に向かいました。日蓮上人が修行をされた場所な
のですが、延暦寺より、まだ奥にある為ここまでお参りに来られる人は稀のようで
す。こじんまりしたお寺でした。

去年は日蓮上人述作「立正安国論」奉進750年だった為、多くの参拝者が来られ
たそうです。

山のふもとから少し歩くのですが、最後がちょっとした坂なので7名ほど足の悪い
方、高齢の方、病後の主人も、迎えに来てくださった車で登りました。私は自分の
足で登りました。

比叡山は大きく三塔の地域に分かれています。比叡山延暦寺は「東塔」「西塔」
「横川」の3ヵ所の総称です。

比叡山には「論・湿・寒・貧」と言う言葉があります。「法論の日々・多湿な気候・
厳しい寒さ・ひもじい思い」これらが厳しい修行の地に適し、法然、栄西、道元、
親鸞、日蓮ら高僧を生んだのです。

この横川の今年の冬は厳しかったそうで2mの雪が積もったそうですし、根雪がな
かなか解けなかったようです。

その寒さが幸いして、横川から延暦寺への道路沿いは桜(花の大きさから山桜で
はないと思います)が葉の下に花を付けておりました。比叡山にこんなに沢山の
桜があるとは知りませんでした。そのほかにも「さつき」の赤、赤銅色の紅葉等々、
お山は深い緑の中に彩を添えて私達を迎えてくれました。

桜は延暦寺で撮ろうと思っていましたら、延暦寺には桜はなく、石楠花が沢山咲い
ていました。

延暦寺は何十年も前に来たことがあるのですが、根本中堂に入ったのは初めてです。
私達参拝者の居る場所より下にお堂があるという(3つのお堂が大きなお堂の中に
すっぽり入っている)と言う変わった造りでした。






          ↑   大講堂        ↓   根本中堂


さてさてお楽しみの昼食ですが、老人会とて、スロースローで、時間オーバー2時
にやっとありつけました。「グランドホテル」と言う名前ですから、色んな売店もある
と楽しみにしていましたが、こじんまりしたホテルで、何にもありませんでした。
お食事? 去年のお食事が良かったので楽しみにしていたのですが…。
残念ながら…。


          この他に、てんぷら 茶碗蒸し  汁・ご飯 が付きました


次が最後のお寺「浮御堂」琵琶湖にぽっかり浮かんでいるので、通称このように呼
ばれていますが、正式名は「海門山 満月寺」と言うそうです。近江八景の一つ
「堅田の落雁」として有名です。ここも数十年前に来たのですが、すっかり忘れて
いました。記憶の中ではもう少し大きなお堂だとおもっていました。

記念にストラップになった「亥」をお買い上げ、私の携帯に付けております。小さ
な鈴が付いていたのですが、チリチリとうるさいので外しました。





      
石碑には芭蕉の句「鎖(じょう)あけて 月さし入れよ 浮御堂」と彫られているのですが、読めませんね。


最後が、ツアーに付ものお買い物やさん。平日ですから空いていました。私はこう
いう所ではあまり買い物をしないのですが、皆さん案外買っていましたね。ご近所
へのお土産でしょうね。

今日も又時雨に会いました。仕方がないのです、リーダーのお坊様が「砂漠に行っ
ても雨が降った」というくらいの雨男なんです。

参加者46人。怪我も無く帰宅しました。ありがたい一日でした。






コメント
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