盆梅の遊び心 長浜盆梅 (11-2-10)
今日は久しぶりにいいお天気でした。洗濯物もすっきり乾きました。
久しぶりに、花壇を少しいじりましたが、土が凍てついてポロポロしていましたし、
植えてある球根が浮き上がっているような気がしましたので、土をこんもりとかけ
てやりました。
今日の委員会は、元鳩山首相の「海兵隊の抑止力は方便だった」と言う言葉に
よるためか、沖縄問題が多かったです。
海兵隊は一般的に評判が悪い、下級層のかき集めだとか、ならず者だとか、勿論
大勢の中にはそんな人もいるかもしれません。しかし、アメリカが他国を守ろう
と決断した時、真っ先に命をかけて行動するのが、この軍隊です。
何も日本ばかりを守るのでは無いから、沖縄に居てもらうことも無い。沖縄の美し
い場所(景色のいい場所は、すべてアメリカ軍が占拠しているという)思いやり予
算等、日本の扱いがいいから、此処を動きたがらないのだろうと言う。
単に職業として志願した人もいるでしょうが、訓練に明け暮れ、故郷から遠くはな
れ、まさかの時は命がけで働く事を義務付けられて居る人たちです。
同じときを日本の若者はどうしていますか?国を守る事を義務ずけはなく、好きな
事をして、青春を謳歌している。そんな国民に海兵隊の悪口を言う権利があるの
だろうか? 隊員の親はどんな気持ちで居るのだろうか? こう考えてくると、抑
止力になっていると思っている私には、ありがたいことだが、自分達も「荷」を背負
う事を考えるべき時に来ていると思っています。
この本は去年の11月に読みました。今一度「普天間問題」が浮上した時に載せよ
うと思っていました。今日問題提起に「沖縄問題」が多かったように思いましたの
で、出すことにしました。
15年かけて(民主党曰く、15年何もしなかった)やっと沖縄、アメリカ、政府と歩
み寄ったのに、こんな大きな問題だからこそ、15年と言う歳月が掛かったのだと
私は思います。
自民党は「急いては事を仕損じる」まさにこの諺通り、事を進め、合意に結びつけ
たものを、民主党はアッという間に「元の木阿弥」にしてしまった。民主党はこの
言葉を知らないのだろうか?、
普天間の謎 森本 敏(もりもと さとし)
まず本の分厚いことに驚き、その上びっしりと書かれた字の小さいことに又驚きま
した。2週間で読み終えるかしらと心配になりました。びっしりと書かれた550ペー
ジです。
はじめ日本の提案はカテナ(森林を伐採しなくてはならないので、その悪影響の為、
案は潰れたが)でしたが、米国は安全面からキャンプヘンセンかキャンプシュワブ
を希望しました。
沖に作るとなれば、日本の大手企業しか出来ない製法より、沖縄の地元業者が技術
的に対応できるものでないと沖縄は参画しないといいます。地元産業以外の会社が
工事するとなうと20数%しか、沖縄の地元にお金が落ちなくて、地元が潤わない
からです。
グアム移転となると、相当の費用が掛かる。インフラ(水道、電気等)が現在のま
までは足りない為、その設営にも費用が掛かる。そこまで日本が負担すべきなのだ
ろうか。
民主党は15年間何もしなかった自民党と言うが、この本を読む限り、15年間、
現地の反対運動で中断したりの時期はあったようだが、ず~っと行きつ戻りつなが
ら、地元とアメリカの間で働いてきたようです。
やっと沖縄県知事と島袋名護市長で15年掛けた後の約束が出来た。所が民主党に
政権が移りごわさんとなった。強引に「海外に」と言い続け、強い言葉で言い続け
たのは社民党の福島党首である。結果、世論から撥ねられ与党から身を引くことに
なった。
又、その社民党に復縁を迫る菅内閣「私がぶちきれないようにお願いします」とく
ぎを刺され、2/3の議席で衆議院通過をしたい、ただそれだけの為に復縁しよう
とする両党があるのみと言う気がします。
長浜盆梅・慶雲館の庭の「松の雪吊り」