ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ニュージランドの地震

2011年02月22日 | 思い出話

             「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」 我家の梅も一輪咲きました


午後5時、何時もはテレビは見ないのですが、元白井市長が出られるというので、
テレビをつけました。目に飛び込んできてのは、無残に崩れ落ちつつある教会、
「見たことあるな~、この教会?」字幕を見ると、ニュージーランドのクライストチャ
ーチに地震、その映像でした。

     
                  地震で壊れた「クライストチャーチの大聖堂」
     
    ↑ 地面に転がり落ちていたのはこの「キャプテンクックの像」?  ↓  この「時計台」も壊れた?
     

15年前私は還暦の祝いで、ニュージーランドに行く予定でした。その2週間前に
阪神淡路大震災が起きたのです。そのために出発を1年延ばしました。余震が続
きますし、花の好きな私が選んだのが花の美しい2月だったからです。翌年の1月
30日に出発してクライストチャーチには3泊しました。

初めは何も判らないので、一応ホテルを予約していましたが、高いので、予約をキ
ャンセルして、モーテルに変わりました。モーテルと言っても大小2部屋と寝室と
キッチンが付いてホテルの半額ぐらいでした。

もともとモーテルで自炊をしながら旅するつもりでした。此処で初めて今日本でも
流行っている電気で煮炊きをしました。案外と火力が強いのに驚きました。勿論ご
飯も炊きましたよ。昔を思い出しながら手のくるぶしまでの水加減をしましたよ。

レンタカーですからね、何でも積み込めます。翌日のおにぎりも何時も作っていま
した。買い物は大きなスーパーでするのですが、日曜日はアルコールを売ってくれ
ませんから、ビールも積んでいました。外食をしたのは2.3回です。有名なお店
にだけは行きました。

そのモーテルも大聖堂から数分のところにありましたから、ダメージを受けたので
は無いかな~と思っています。

無残に崩れた大聖堂の写真を見るために久しぶりにアルバムを開きました。15年
前68歳と61歳の若いこと! やっぱり体力があったんですね。レンタカーを借りて
の1ヶ月疲れを知りませんでした。

日記は書いていませんが、毎日のように息子に葉書を出していましたから、それが
思い出を助けてくれます。

この地震で何百人かの日本人が行っているようでしたが、15年前はそんなに日本
人に会いませんでしたよ。そのころはオーストラリヤのお隣なのに、ニュージーラ
ンドはツアー料金が高かったからでしょうか。新婚さんご夫婦が「2倍ぐらいですが、
妻がニュージーランドに行きたいというので、新婚旅行だから張り込みました」って
言っていました。今は治安がいいので安心感で人気なのかもしれませんね。

思い出の地、ニュージーランドの災害が大きくならない事を祈っています。



             小さな小さな「肥後スミレ」も頑張って咲いています
コメント
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