ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

思い込み

2008年08月01日 | 気にかかる

            木立性ベコニア オレンジルブラ
        花が付くまでの葉ははっきりとした斑が入っている


                上:雄花  下:雌花
                雄花の跡に雌花が付く



とうとう8月の声を聞きました。早7ヶ月経ってしまいました。どんどん月日は流れます。1日もあっという間に過ぎていきます。するべき事、したい事後へ後へと残されていきます。動作は緩慢になるのに、時間は飛んで行きます。「あ~ぁ」と溜め息をついている内に、8月も一日過ぎてゆきます。


先日、お食事会のメンバーの1人のきみこさんの「マリンバの会」に行った時のお話です。彼女はマリンバ奏者で、お住まいのコミュニティーの催しに参加しているのです。「ファミィリーコンサート」で7月の最後の土曜日の夕刻、コーラスや、その年によってゲスト(一昨年はやはりメンバーの1人のたかこさんの朗読とマリンバの競演、去年は落語、今年はアコーディオン)を変えてのコンサートです。21回目だそうです。凄い!私は7~8回聞きに行っています。

アコーディオンはとても重い楽器だそうで7キロ~11キロあるそうです。奏者のゆうこさんは40歳からロシアでアコーディオンを習い始めた方です。見た感じ男の子の様な娘さんがアコーディオンの持ち運びを手伝い、時には親子で、アコーディオンとギターの合奏などなさいました。

最後にはマリンバ、アコーディオン、ピアノの演奏もありました。ピアノ奏者の楽譜めくりも娘さんですから、本当に「ファミリィーコンサート」です。

アコーディオンを見ると集団疎開先で夕食後コーラスで色んな歌を教えていただいた事を思い出します。そのときの楽器がアコーディオンだったのです。軽々と弾きこなす先生の姿が瞼に焼き付いております。先生は当時20代でした。その若さで小学生50人ほどをまとめておられたのです。今から思えば凄い先生だな~と思います。

先生は「元気な姿を覚えていて」と私達のお見舞いを拒まれましたので、私の思い出す先生はアコーディオンを奏でる元気な先生なのです。

会場に行く前に事件?は起こりました。去年と同じくたかこさんと待ち合わせて、一緒に行く予定でした。私は5分前に着きました。10分待っても20分経ってもたかこさんは現れません。二人とも時間は守るほうです。これ以上待てないというギリギリまで待ちました。たかこさんは携帯を持たない主義ですから、こういうときには不便です。

待ち合わせ場所から会場までは1駅歩くわけです。去年を思い出しますと、人気の無い道でした。私は菓子パンとお茶を買って,食べながら行く事にしました。お腹の空くのは我慢できるのですが、私のお腹は空くと「ぐー」と請求音をだすので、恥ずかしいからです。

会場にたかこさんの姿がありました。彼女は1駅(会場のある駅)違うところで待っていたと言います。バスで来るかとバス停に行ったりと、駅との間をウロウロしていたそうです。

お話しようと早めに約束した時間は、イライラと相手を待つ時間に費やされました。帰りに二人の共通の知人と一緒になり、たかこさんがこの話をしますと、「昨日私もそうだったのよ、私はJRの尼崎で待ち、相手は阪神の尼崎で待っていたのよ、携帯で連絡してわかったのよ」ですって。彼女も同年輩です。

昼間に時間の確認電話をたかこさんに入れたのです。でも待ち合わせ場所は当然去年と一緒だと思っていますから、その確認はしなかったのです。お互いに思い込みの激しい年代になっています。これからはしっかりと時間と場所を口に出して確認をしようと思います。我年代の思い込みの激しさを確認した一夜でした。
コメント
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