昔懐かしい納豆みつけた

恐らく北海道しか売っていないと思われる昔懐かしい納豆を実家近くのスーパーで見つけ、持ち帰った。
「ポン納豆」という商品。
北海道江別市のオシキリ食品の製造だ。



この納豆、私の古い記憶では幼い頃、まだ発砲スチロールの容器に入れられた納豆が出回るずっと前、多分５０年以上前に既に同じパッケージであったような気がするのだ。
子供の時の納豆と言えばこれだった。
これを器に移して醤油をかけてかき混ぜて食べていたような気がする。

実はこの納豆の記憶をもとに、関東で同じものが売っていないかずっと探していたが見つからなかった。
北海道限定なのか。

それにしても懐かしい。子供の頃の記憶が蘇る。
メロンパンが２５円、ラーメン屋のラーメンが１５０円、だったかな。
母と一緒にスーパーに行くと、店先にザルが吊るしてあって、そこに店の人がお札や小銭を入れて、客にお釣りを渡すという光景が目に浮かんできた。ずいぶん古い記憶だ。
レジなどなかった時代。
ビニール袋もなかったから、新聞紙で作った袋に魚や野菜などを入れてくれたことを憶えている。

インスタントラーメンは、まるちゃんのダブルラーメンとか生味ラーメンだった。
この時代は冷凍食品が無かったから、主婦はけっこう一からまめに料理を作っていたように思う。
餃子などは中の具から皮に包むまで手造りだった。
幼い頃に餃子造りを手伝ってひどい形の餃子になってしまった光景が浮かんできた。

横道にそれたが、ポン納豆の中身はこんな感じ。タレは付いていない。



外側を覆っているビニールの内側はやはり木の皮だった。



サイズは中粒だ。





タレなしで食べる。味はどうか。
あっさりしていてくせがない。
普段食べている水戸納豆より全然おいしい。