緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

セルゲイ・ルドネフ作曲 ギター曲「古い菩提樹」を聴く

2024-05-17 23:03:12 | ギター
今日の夜は4年前の講習会で親しくなった静岡在住の友人とライン通話をした。
このところ、ストレスがたまっていたのか、気分が重くなりがちな日々であったが、友人と話しているうちにかなり心が軽くなってきた。

話をして強いストレスを感じる人もいれば、心が軽くなって気が晴れてくるようになってくる人もいる。
その違いは何なのだろう。
友人が言っていたが、ひとつには「人が不快に感じることは言わない」、「自分がされて嫌なことは相手には絶対にしない」ということにあるのではないだろうか。
人に対する思いやりの気持ちを根元から持っている人は、相手にストレスを与えることはあり得ないと友人は言う。

人間の精神的な成熟度を表すものだと思う。
残念ながら、どんなに社会的地位が高くても精神的に未熟な人はごまんといる。
これからの時代は「成功」、「物質的満足」よりも「精神的豊かさと精神的成熟度を高める」ことが幸せにつながっていくような気がする。

どこかで聞いた話だが、海外のある国では貧しくても人々はとても心が豊かで幸福だったことにショックを受けたとのこと。
これだなと思う。
人は何もなくても、もともと豊かで幸福になれる能力を持っていることに気が付く、悟ることが人生なのではないかと。


久しぶりにギター曲の録音を聴いた。
セルゲイ・ルドネフ作曲 「古い菩提樹」(The Old Lime-Tree)という曲。1978年作曲
ウラジミール・ミクルカの1990年の録音がYoutubeにあったので貼り付けさせていただく。
ロシア民謡の素材から作曲したようだ。この曲に関する情報はあまり無い。
超絶技巧を要する難曲であるが、いかにもミクルカらしいいい演奏だ。

Sergei RUDNEV: «The Old Lime-Tree» / Vladimir MIKULKA (LP 1990)
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