緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

松平頼則 作曲「 ソナチネ 1楽章 」を聴く

2021-01-10 22:13:28 | フルート
松平頼則氏のめずらしい曲を聴いた。
松平頼則の名前を初めて知ったのは大学時代だった。
当時発売されていた全音ギターピースが絶版となるとの話を聞いて、邦人作曲家の曲を買い集めていたときに、氏の唯一のギター曲である「ギタールのためのソナチネ」を買ったのである。







結局この曲を初めて弾いたのが買ってから30年経った今から5,6年前の頃だ。
ただ難しくで全曲演奏には至らなかった。

この「ギタールのためのソナチネ」、数年前に全音から復刻されたギターピース選集に何故か(?)選ばれていた。
タイトルは「ギターのためのソナチネ」に変更されていたが、正しくは「ギタールのためのソナチネ」である。
何故、このような超マイナーな曲が復刻版に選ばれたか違和感、意外性を感じたが、もしかするとこの曲を復刻して欲しいという声があったのかもしれない。
でも今日現在、Youtubeで探したが演奏は投稿されていない(数年前からずっと探しているが見当たらない)。

今日この「ギタールのためのソナチネ」をYoutubeで探していたところ、この曲は見つからなかったが、フルートのソナチネでいい曲に出会った。
松平頼則の音楽と言うと、雅楽に影響された作風をイメージするが、この「ソナチネ」はむしろフランス音楽の香りが漂う。
作曲年が不明だが、若い頃の作品なのではないか。

この「ソナチネ」は第3楽章まであるが、第2楽章、第3楽章はあまり良くない。
第1楽章のみ聴くのでもいいと思う。

松平 頼則 作曲 / ソナチネ 1楽章 Yoritsune Matsudaira /Sonatine





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