緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

谷川雁作詞 新実徳英作曲「火の山の子守歌」を聴く

2018-12-16 21:40:16 | 合唱
よく知られる陰旋法の子守唄ではないが、とてもいい子守唄を見つけた。
谷川雁作詞 新実徳英作曲の「火の山の子守歌」。
まず新実徳英氏が曲を作り、その曲に谷川雁氏が詩を付けたという。

新実徳英と言えば合唱好きな人であれば誰でも知っている作曲家であり、混声合唱曲集「空に、樹に…」の中の「生きる」や「聞こえる」は合唱曲の名曲である。

この「火の山の子守歌」は2003年に作曲された。
とても繊細で美しい曲であるだけでなく、閉ざされた、凍った心をも溶かすほどの力を持つ曲だと思う。

夜が くばる やさしさの便り
あおい 鐘が 鳴りはじめたら
火の山のふもと ナルコユリ咲く
ささやかな風に 吹かれて ひとりで
月の ひかり 縄ばしごおりる
指を ひらく 影法師よ ねむれ

ルルルルルル
火の山のふもと ナルコユリ咲く
ささやかな風に 吹かれて ひとりで
月の ひかり 縄ばしごおりる
指を ひらく 影法師よ ねむれ 

火の山の子守唄 東京多摩少年少女合唱団2014.05


火の山の子守歌(新実徳英)
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