華味スープ＋西山ラーメン持ちかえった

昨日、実家に帰省し、今日戻ってきた。
昨日実家に着いたのが２１時近く。
外はあまり暑くなかったが、実家の中はサウナのように暑かった。
室内温度３４℃。
北海道も真夏の時期は３０℃を大きく超えることが当たり前になってきているようだ。
実家にはエアコンが無いのでこの室温だと厳しい。
そもそも昔はエアコンなんてどこのうちも付けていなかった。
３０℃ちょっと超えて、線路が曲がって列車が徐行運転するなんてことがあったけど、そんなことは極く稀だった。

実家に帰ってから兄が作ってくれた石狩鍋風水炊き（創作料理？）を食べて、ビール（もちろんサッポロクラシック）＋日本酒（銘柄は忘れたが秋田県横手市の小規模酒蔵の精米歩合７０％の純米酒、これがすごく旨かった）＋バーボンウィスキー水割りを飲んで、久しぶりに兄といろいろと話した。
まず驚いたのは、兄が札幌市市民芸術祭のクラシックギターアマチュアコンクールに２年連続出場していたこと。
アコースティックギター（鉄弦）弾きの兄がクラシックギターを弾いているなんて３０年くらい１度も見たこともなかったので意外だった。
１回目の出場は横尾幸弘作曲の「さくら変奏曲（ジョン・ウィリアムス演奏バージョン）」、２回目はシュテファン・ラックの「ロマンス」を弾いたという。
シュテファン・ラックの「ロマンス」はホ長調の部分が難しい。この曲を弾いたとは驚きだ。（なんでも審査員の渋谷氏から音が美しいと褒められたとか）。

こういうチャレンジをするのはいいことだと思った。
あと、実家にあった古いビデオテープ、それは１９９０年前後に上野の東京文化会館小ホールで演奏された、マヌエル・バルエコのライブ録画だったのだが、音が殆ど聴こえないうえに、画像がしばらく乱れてとても鑑賞できるものではなかったが、兄が意外にもバルエコの音が好きで、しかも当時バルエコが愛用していた楽器、ロバート・ラックの音が大好きだと言うではないか。
私と全く趣向が違うのにちょっとびっくりしたが、人によって音に対する好みというものが全然違うんだな、改めて思った。
ちなみに私が好きな楽器の音は、イグナシオ・フレタの表面板が杉材のものと、ホセ・ラミレスⅢ世（表面板は杉材が標準）のものだ。
シュテファン・ラックの「ロマンス」を録音した、ウラジミール・ミクルカの楽器はイグナシオ・フレタの確か１９７８年製のものだ。

その後、録画してあった映画「ドクトル・ジバコ」（見るのは中学２年生以来）の最初の方だけ見たけど翌日は朝ゆっくりできないので、このへんで寝ることにした。
窓は網戸がなかったので開けないで寝たのであるが、猛烈に暑い。
アルコールが多少入っていたので、すぐに寝ることができたが、４：０３に目が覚めた。
グッショリと夥しい汗をかき、乾燥肌の強烈なかゆみで目が覚めた。
タオルケットをはぎ取り、気の済むまでかゆみをひっかき、１時間ほど眠れずに過ごした。
こんなに暑い夜を実家で過ごしたことはない。
熱中症になってもおかしくない室温だ。

今日は午前中、実家近くの施設に入っている母の見舞いに出かけた。
母はあと１週間で９２歳。高齢で独りでは歩けない。施設が自然豊かな高原（というほどの所でもないが）に位置する場所にあるので、実家よりか涼しく感じた。
母の部屋で、夕張メロンと東京バナナを食べる。
１週間後には姉とおいが来る。

帰りにスーパーで、ラーメン用のスープと麺を買った。



スープは「華味」という商品名の私が幼い頃からある缶にはいったペースト状のスープだ。



恐らく北海道しか売っていない。ベル食品という、ジンギスカンのたれで有名なメーカーの商品だ。
昔はしょうゆ味しかなかったはずだが、しょうゆ味以外にみそ味と塩味もあった。
３種類買った。
塩味の缶の底が発錆していた。



大丈夫か？。あまり売れていないのだろう。しょうゆ味の在庫は２個しかなかった。
みそ味と塩味は初めて食べることになる。

そして麺は定番の西山ラーメン。２麺入り。



これらを持ちかえって、自分で作って食べようと思ったのだ。８月１４～１６日の間はラーメンデーだ。
ダイソーで１００円の保冷バックを買って、持ちかえることに。

もしかしてこの「華味」がアマゾンで売っているのではないかと思って検索してみたら、なんと売っていた。
チッキショーだ。
でもよくよく値段を見たらかなり高い。
地元のほうが安いに決まっている。すこし安心した。



本当にあっという間の帰省だったが、結構楽しめた。
関東の夜は意外に暑くなかった。エアコンなしとはいえ、北海道の方が圧倒的に暑く感じる１日だった。