緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

タイヤ交換

2018-03-25 19:56:51 | 
タイヤを交換した。
前輪の2本がスリップサインが出るぎりぎりまで摩耗したためである。
ヨコハマのジオランダーM/Tというタイヤである(サイズ185)。
1年前の福島に行った時、帰りの夜中の高速で120kmで長時間飛ばしたことが原因のようだ。



先日の車検では何とか通ったが、摩耗タイヤは怖い。

4年前、ジオランダーの前に履いていたブリジストンのジープサービスというタイヤが摩耗して、スリップサインが出ていたのに交換しないでいたが、ある冬の寒い朝、前日に降った雨で路面が凍結していて、通勤途中で路上駐車を避けようとハンドルを切ったらスリップで全くハンドルが制御できなくなり、対向車線にそのまま滑ってガードレールに激突したことがあった。
対向車が来ていたら命が無かったかもしれない。運が良かった。
そういえば思い出したが、学生時代、自動車学校で路上教習を受けていた時、真冬だったが、除雪で道路の脇に雪山が出来て道幅が狭くなっているのに、おまけに見通しの悪いカーブなのに横着な住人が止めた車を避けようと、教官の指示に従って路上駐車を避けて対抗車線に出た瞬間、対向車線からものすごいスピードで走ってきた車と衝突、教習車の運転席側のドアが大きくへこんだ。
相手は通勤途中の市営バスの運転手だった。通勤時間に間に合うよう急いでいたとのことだった。
結局、教習者側に過失はなく収まったが、タイミングがずれていたら惨事になっていたかもしれない。
驚いたのはドアが大きくへこんだ教習車が翌日何もなかったように治っていたことだった。
あと偶然だけど事故が起きた場所が私の実家のすぐ近くだったこと。

このジープサービスは今まで履いたタイヤのなかで最高だった。
サイズ650で大口径タイヤであるが、その分車高が高くなり気分が良かった。
タイヤから出る走行中の騒音がすごかった。車内で会話など出来きない。高速道路ではお互いに物凄い大声を張り上げないと聴こえないほどだ。
デザインがいい。洗練された美しい溝。スリムで背高。







このジープサービスは5年ほど前に生産中止となった。
4年前にジオランダーに替えた時、1本のみジープサービスをスペアタイヤとして取っておいた。
新品未使用である。

しかし昨日、このジープサービスとついに別れを告げた。
車で30分ほどの専門店で、トーヨーのオープンカントリーRTというタイヤに交換した。





ジオランダーと同じ185サイズだが重量が若干軽い。
店の人によると、M/TとA/Tの中間くらいとのこと。
交換後走らせてみると音が静かである。
ジープサービスとは天と地の差だ。拍子抜けするほどだ。
でもちょっと物足りない。

店には4年前に交換したときにいた常連客が来ていた。
その方の車を見てすぐ思い出した。
その方も私と4年前に会話したことをうすうす憶えていたに違いない。
昨日もその方と会話した。
話題がジープサービスになった。
ジープサービスを履いたあと、関越自動車道の赤城高原や三国峠の上り坂でアクセル全開で40.50kmしかスピードが上がらなくなったことを話したら、先方は信じられないようだった。
その方は私の車のエンジンよりも型式の新しいエンジンだったが馬力は64で同じだった。
ブローオフバルブが原因でないはないかとか、プラグの劣化ではないかとかいろいろ原因を考え合ったが、これといった明確なものは出てこなかった。
後で店の人に2人で聞いてみたら、私の車の年式のエンジンでジープサービスを履くと、赤城高原の上り坂のような所はパワー全開でも40kmしか出ないのが普通で、車には問題ないとのこと。
長年の疑問が解消した。

今まで履いていたジオランダーの1本はスペアタイヤに。
スチールホイール裏面の赤錆がやけに雰囲気を出している。


コメント    この記事についてブログを書く
« 冨田勲作曲「リボンの騎士」... | トップ | インテークホース交換 »

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事