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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「がってん承知ノ介」

2011年08月23日 | Weblog
「がってん承知ノ介」を思い出しながら帰宅。
あれ歌っていたのは島田紳助だっけ?て。

そしたら、ネットのニュースで「島田紳助さん、芸能界引退 暴力団関係者と交際で引責」と。
びっくり。

民放を見ないので最近の島田紳助については知らない。
「がってん承知ノ介」の他に私が知っている彼の情報といえば、ファミコン「さんまの名探偵」で出ていたことぐらい。


もーれつア太郎 OP がってん承知ノ介


久々に聴いたら良い曲だと改めて思う。
今度、カラオケで歌おう♪
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お疲れサマー

2011年08月22日 | Weblog
朝から疲れていた。目の下にべっとりとクマが。
やっぱり1日だけじゃ充電が中途半端だというのがみんなの一致した意見だ。

それに今朝の全体朝礼はお偉いさんたちが来るのが遅く、10分以上も直立不動で待たされた。
同じ時間、遊びで立って待つのには疲れを感じないのに。仕事だと1分でも長く感じる。
お偉いさんたちは工場での朝礼を終えてから本社に来る。
「遅いなあ。工場、爆発しちゃったんじゃねーの?」
と呟く某役員さんの言葉に失笑。


大分前に、他部署の部長からいただいたうなぎパイ。
机の中から発掘!
夜のお菓子と記載されてあるのだがどういう意味だろう。
まさか精力増強?絶倫?むっはー。
調べてみたら、出張や旅行のお土産としてうなぎパイを買い、帰ったその晩に一家団欒しながらうなぎパイを食べてもらいたいという社長の願いなんだそうな。





ゴチソウサマのあとは歯磨き。今日から新しい歯ブラシ。新しい歯ブラシを使うときって贅沢な気分になる。ストライプが素敵だぜ、アクアフレッシュ!



今日は切りがよかったのでノー残業で上がる。久々である。
帰りにショッピングセンターに寄る。日用品を買うためだ。生活応援価格がありがたい。

通路に私の目を引くものを発見。
私には特殊な技能が備わっていて、無意識の内に視界に入ったクマを捉えることができる。
視界に入ってきたのはクマのガチャガチャであった。



ムシューダのマスコットキャラクターのようだ。
かわいいなあ。
財布の中には幸い100円玉2枚が入っていた。これはガチャるしかねーべ。だってクマだもん。クマー!
生活応援価格で買い物をしても結局このようにして変なものを購入してしまう。
「1度だけですよ」
そう、自分の中の戒め係が呟く。

出てきたのは、何この愛らしいクマ。



私はスイートすぎるクマよりも、このようにすっとぼけたクマが好き。
かわいい。
かわいいよ、ムッシュ熊雄(←同封されていた紙にそう書いてあった)。
和むー。

吉熊の頭を…。


ちなみに生活応援価格で購入したのは芳香剤。247円也。
こうやって撮影すると綺麗。



帰宅後、ポストの中を確認したらJTから通知が来ていた。
ジッポのライターが10万名様に当たるらしい。
せっせこ集めるか。


そして中学時代からの親友わかめちゃんからの電話。
学校の先生をやっている彼女。
この夏は仕事で多忙だったらしい。
苛酷な状況の中にいても「仕事、楽しくってさ」という彼女。
なんだかパワーをもらえた気がする。

さて、まだ月曜日なんだよな。
今日こそは早く寝ような(by自分の中の戒め係)。

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美人が好き

2011年08月21日 | Weblog
美人が好きだ。
昔から美しい女の人を見るとずっと見てしまう。
恋愛対象は殿方なので同性愛ではない。
美しい花や音楽に心を奪われて時間が経つのを忘れるのと同じ。
美しい人を見ていると時間を忘れる。

とは言っても色々な種類の「美しさ」を自分は愛でていることに気付く。

☆マレーナ
映画「マレーナ」のマレーナ役モニカ・ベルッチ。映画の中で海辺の道を伏し目がちに歩くシーンで心を奪われた。指一本髪一筋から滲み出る色気は暫く私を魅了してやまなかった。さすがイタリアの宝石。






マレーナに憧れて、このワンピースに似たものを探したっけな。


変貌後のマレーナも好き。
投げやりになり、街で男の遊び道具にならざるを得なかったマレーナ。
赤い口紅に咥え煙草。かっこいい。



☆上原さくら
まるで人形のような愛らしさ。スイートな佇まい。ぷっくりした唇。好きになったきっかけはAUBEのコマーシャル。



☆華原朋美
言わずもがな。笑うと目の上の脂肪が程よく動き三日月になる目とか、もうホント大好き。95年より私の憧れ。私の横分けロングも97年頃の彼女の真似だったりする。
数年前に握手会に参列したとき、その顔の小ささにびっくりした。







☆原節子
綺麗だ。綺麗すぎる。完璧な美人。映画「東京物語」の様子とかガン見してしまう。和製オードリー・ヘプバーン。



☆後藤久美子
ゴクミ。小学校5年生のときから気になる存在だった。
大きな目が印象的。均整のとれた美人。



☆夏目雅子
ため息もの…。



そして今日新たに私を魅了する女性を発見。

向田邦子である。

旅行の疲れで夕方までゴロゴロ。
むくっと起きて、旅行の写真を現像するべく写真屋に行った。
仕上がりまで、本屋で時間をつぶそうとウロウロ。
そこで偶々見た本の表紙で心奪われた。
向田邦子の本は「阿修羅のごとく」しか読んだことがない。そして教科書に載っていた随筆ぐらいだろうか。あと、彼女が宇都宮に住んでいて上野百貨店で洋服を買ったが父親にブーイングされてその服を着なくなった…みたいな随筆を読んだことがある。

思わず購入。妹の視点から描かれた向田邦子。お洒落でイキイキしてて、素敵すぎる。思慮深さとか見習いたい。
たまに写真も載っている。
時間を忘れるぐらい見入ってしまう。


喫茶店で時間を忘れすぎて、22時を過ぎてしまった。

一日だけの休み。
美人を見るにしては短すぎる。

日本の美人像変化 Changing japanese perspective on beautiful woman



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Bon Voyage!

2011年08月21日 | Weblog
土曜出勤日。
夏休みの疲れがどっと出て、辛かった。
土曜日で市況は休みとはいえ、仕事はある。
今日は吉熊上司から依頼された仕事をやった。
「○○さん(私)にぴったりの仕事」ということで、やはりチェック作業だった。
2色の蛍光ペンを使い、せっせとこなす。
午前中で終了。
「お、早いね」
と言われた。
やはり私にぴったりの仕事だった。

最近、やっていて面白いと感じる仕事がある。
産休中の人からの引き継ぎで、他部署の人の出張の手配(航空券、ホテル)をする業務だ。
ツアコンっぽい仕事をしながら、その土地の風土を感じている。

疲れた身を携えて帰宅。
先週の今頃は香港旅行真っ直中だった。
足つぼマッサージで極楽を堪能していたんだよなあ…と、一人で家飲みしていたらいつの間にか寝てしまった。

で、さっき起きた。

あの旅行は夢だったのでは…と思う。

一人で彷徨った亜熱帯の夜。
道路の中央までせり出ている見慣れぬ文字で書かれた派手な看板。
夜だというのに人いっぱい。
湿った空気。
聞き慣れぬ言葉。
上へ上へと高く聳えるバスとビル。



正直、旅をしている時は「今」をこなすことで必死だ。
いつも思い出してじんわりする。
「日常」から眺める旅の思い出はきちんと整理されていて、それをひょいと取り出して浸るのはこの時期特有の楽しみだ。

けれども「日常」も好き。
吉熊上司、後輩女子Cちゃん、タイスケ君との会話。
自分を頼ってくれる人。
「土曜出勤、やってらんね~よ」という愚痴@喫煙所。

この一瞬も、人生という名の旅の一部。

Bon Voyage!




ほんのちょっとだけ

2011年08月20日 | Weblog
会社帰り。
以前通っていた歯医者の前を通過した時。
駐車場にある車のライトが煌々と点いているのを発見。
私は運転しないからよく分からないのだけれども、これってバッテリーが上がってしまうんだよなということを思い出した。
つい先日、実家の車のバッテリーが上がってしまい大変だったんである。

歯医者に入り、挨拶もそこそこに受付の女性に「駐車場の車、ライトが点けっぱなしですよ」とお知らせした。
車の持ち主は治療中だった。

何か一つ。
一日一個、いいことをすると、一年で365個、いいことをしたことになる。
それって凄いことじゃないか。

無理じゃない範囲で、ほんのちょっとだけ、手を差し伸べる。
そんな余裕をいつも持てればいい。

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クマと私について

2011年08月19日 | Weblog
今日ぐらい時間の流れが遅く感じる日も珍しい。
連休の疲れが出てきたのか、朝、なかなか起きられず。
仕事中もどんより。
幸い手だけが動いてたようで、仕事の進捗はまずまず。

明日は吉熊上司から仕事をいただける。
「○○さん(私)にピッタリな仕事があるんだよ!」
とのこと。おそらく何かのチェックだろう。
今日は早く寝よう。
…いつもそう思うのだけれど、つい夜更かししてしまう。

元凶はやはりパソコン。
Youtubeの面白さったら、今さらだけれど凄い。
今夜は癒されたくてクマの動画を見続けた。
嗚呼、クマってなんて愛らしいのだろう。
私がクマを好きになったきっかけは紛れもなく吉熊だ。
ある日突然家にやってきたクマのぬいぐるみ・吉熊。
以来、私はクマの魅力にとり憑かれてしまった。


子孫繁栄願望なんて全くないんだけれども、もしも自分がクマの子を身ごもれるのだったら話は別だ。
乳首なんて噛み砕かれてもかまわない。
子熊をこの身に抱き、授乳に勤しむから!
そして、鮭漁も頑張っから!
亮子の屈折した母性は夜ひらく。

星野道夫 ☆ ALASKA_2(旅立ち)


写真家・星野道夫の文章は分かりやすいので好き。
彼の撮ったクマの写真も大好き。



Youtubeを辿っていき、ある動画に遭遇。
クマに襲われた福岡大学のワンゲル部についての特集である。
実験を交え、クマの習性について詳しく作られていた。

1970.7.26 福岡大ワンゲル部・羆襲撃事件 4 of 5



…クマ、怖い!!
三毛別羆事件を扱った作品「羆嵐」や「慟哭の谷」でクマの獰猛さやしつこさについてはある程度知っていたが、動画で見ると怖さ100倍。

でも良く考えてみると、私にもクマ的な要素が存在していることに気づく。
・一度狙ったものに強い執着を示す。
・逃げられると追いたくなる。
・獰猛。
・爪が長い。
・好奇心旺盛。




やっぱり、クマは仲間だ。
な、吉熊。
(この吉熊の表情、澄まし顔でウケる!!)

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残暑見舞い申し上げます ~close to the night~

2011年08月18日 | Weblog
夏休み明け。
久々に見る同僚の顔はみんなこんがり色。
吉熊上司、ロレックスをしていた部分とその他の焼けた部分が、まるで違う人種みたいだった。
お子さんとプールに行ったらしい。

久々に会うので、みんなテンション高め。

昼休みにお土産配布。
当社の風物詩である。
しかし今年は遠出をした人が少なかった。
震災の影響だろうか。

後輩女子Cちゃんは実家近くの那須に行ったらしい。
「那須に恋して」というお菓子をくれた。那須も暑かったそうだ。


余った香港土産はクマたちに。
マンゴープリン味のコロン。
そしてペニンシュラホテルのテディベアチョコ。
クマ、共食い?



みんな、私の香港からの帰国を祝福してくれた。
そんなに危なっかしいのだろうか、自分。

今日は経費分析をした。
休み明けのヤニ切れが辛かった。
ピークは16時半。
吸いたくて吸いたくて幻覚を見そうだった。


明日からは2便の人たちが休みに入る。
飲み仲間であり他部署の先輩O主任は一人で広島~尾道に行くらしい。
最初、「私、一人旅なんて無理~。亮子ちゃん、よく行けるね」と仰っていたのに。
一昨年、ソロで草津温泉デビュー。
翌年はソロ伊勢参り。
そして今年はソロで広島~尾道。
確実に進化していると見た。
お土産話が楽しみである。
「尾道、暑かったよ~」とニヤニヤしながら報告してくるに違いない。


会社帰りに残暑見舞いの葉書を買い、書く。
旅先で書く時間がなかったから。

「残暑見舞い申し上げます」と書きながら、残暑?と一瞬躊躇う。
今日なんて本当に暑くて、バリバリ盛夏だと思ってしまうほどだった。
しかし、あと2週間ぐらいすると日差しに秋が含まれることを何年かの経験で知っている。

あとちょっと。
夏にしか着られないワンピースを着倒そう。


毎年この季節に聴く曲。
大賀埜々「close to the night」
小室哲哉様の隠れた名作。

close to the night - Auga Yaya (1996)




サウダージ

2011年08月17日 | Weblog
昨日から実家に帰省していた。
香港のお土産を家族に渡す。
弟にはレイバンのサングラス(マッカーサ元帥みたいなデザイン)、母ヨーコたんには山羊の髭の毛で作られたショールと月餅、リリーオイル、シルクの洗顔パフ。
そしてこともあろうか、クマパパの香水を東京の家に忘れてきてしまった。

クマパパのしょんぼりっぷりったら凄かった。
こんな顔になっていた。

ショボーン(´・ω・`)

クマパパ、本当にすまぬ。


夕ご飯は私の大好物・正嗣の餃子。
おいちー(←「はだしのゲン」風に)。
暑い台所でせっせと焼いてくれたんだと思うと感謝感激である。


弟もやってきてお喋り。
美容師である彼はお話が面白い。
昔より格段に優しくなった。

帰る弟を見送りながら、
「あなたの息子、良い子に育ったね」
と母に言ったら、母ってば、
「ハイリスク、ノーリターン」
と呟いた。
「ハイリスク、ノータリン?」
と言ったら苦笑いしていた。



今日は、午前中から30度を超し、暑かった。
クマパパは今日から仕事。

ブランチ。


香港での料理はどれも美味しかったが、母ヨーコたんが作る料理には劣る。


それにしても暑い。
とてもじゃないが家にいるのは耐えられない。
涼を求めて、ヨーコたんとカラオケに行くことにした。
彼女は事前に予約を入れてくれたのでスムーズに入店。
そして割引券を活用。
ヨーコたん、GJ!
母の錬金術を垣間見た気がする。



今日は華原朋美さんの誕生日だ。
「I'm proud」を熱唱。
朋ちゃん、元気かな。
お誕生日、おめでとう。


私が「サウダージ」を選曲したら、ヨーコたんが
「この歌、最近口ずさむんだ」
と。
歌詞に共鳴したらしい。
一緒に熱唱。
てか、特訓。
如何せん、早口な歌である。
二人で額に青筋立てて何度も練習した。
傍から見たら凄い光景だったと思う。
50代後半と三十路半ばの女性が必死にサウダージ。
恋を卒業した女と、無縁にある娘がサウダージ。
とりつかれたようにサウダージ。

あっというまに17時半。
こんなに時間を忘れたのは久しぶりだ。

夕ご飯は、正嗣の餃子と初物の秋刀魚。
再び、「おいちー」


クマパパが仕事を切り上げて早目に帰って来てくれた。
私を駅まで車で送るためらしい。
ありがたい。
こんなに愛されているのに、お土産を持ってくるのを忘れる娘・亮子…。
ごめんなさい…。

明日から仕事。
亮子の夏休みは終わった。
気分的にもサウダージ。

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8月15日 さようなら、香港

2011年08月16日 | Weblog
チェックアウト&旅行会社のバスの迎えまで時間があったので、ホテルに隣接する九龍公園を散策。街の中心にある公園でニューヨークで言えばセントラルパーク、東京だと日比谷公園といったところだろうか。鬱蒼とした木々の上に高々と聳えるビル。フラミンゴも普通にいる。ミナクル!








迎えに来たのは一昨日のクマガイド。また彼に会えるとは。
他のお客さんを乗せるために幾つかのホテルに寄る。
車窓から最後の香港を堪能。帰りたくない。

HSBCの看板ともお別れ。



クマガイドから空港到着からチェックイン、搭乗までの諸注意を聞く。
キャセイパシフィックのカウンターでチェックイン。英語で窓際希望の旨を告げる。
出国審査を終え、空港内を散策。まずは搭乗口を確認。
香港国際空港、広すぎ。歩けども搭乗口に着かない。



確認を終え、お腹が空いたのでレストランでラーメンと餃子を食した。


免税店などで最後の買い物。買うつもりがなかったディオールの口紅があまりにも美しい発色だったので購入。



離陸30分前。搭乗口で並ぶ。係員にパスポートと搭乗券を見せていたら、
「亮子ちゃん…?」
と声を掛けられた。
振り向くと他部署の女性の先輩2人!
「やっぱり~。似てるなと思っていたらやっぱり亮子ちゃん~。偶然だね」
あまりに偶然すぎてびっくり!
彼女たちは2人とも係長。
社長と海外に買い付けに行く、いわばバリキャリである。2人でマカオにバカンスに行っていたらしい。
世の中狭い。
「お疲れさまです」と、会社員モードに戻る私。

着席し、窓側の席で離陸の様子を眺める。
香港の熱気が、だんだん霞んでいく。切ない。





機内食。
魚料理、美味しい。







到着。
税関審査で、私の後ろにアラブ系のいかつい殿方が並んだ。
審査員に
「後ろの方とはご一緒ですか?」
と訊かれた。

…そりゃあさ。私の腕、日焼けで黒くなったし、顔立ちも濃いよ?
でも、今渡したパスポート、日本国のもんだよね?ちゃんと見てね。
出た言葉は、
「ノー」
あ、もう日本なんだ。…思わず英語が。
審査員と後ろのアラブ人に笑われた。

母ヨーコたんに携帯で帰還の旨を連絡。
その後、カートを引いて喫煙所にダッシュ。続けざまに3本吸う。生き返った~。

昨年のニューヨーク旅行に引き続き、今回の香港旅行も素敵な旅になった。
私が普段会社に行ったり、会社帰りに一服している時間にも、この国ではこんな時間が流れていたのだなという発見がとても新鮮だった。

「リトルチャロ」を最近サボっていたので昨年のように英語が出てこなかったが、知識を総動員させて乗りきった。それもスリリングで楽しかった。できることが一つづつ増えていくことは嬉しい。自信に繋がる。

到着したときは漢字の嵐におののき、一人で外出なんて無理だと思っていたのだが、観光客に優しい土地だったので次第に慣れた。慣れたところで去らなければならないのが、いつも残念に思う。

灼熱の外、真冬のようにエアコンがガンガン効いている室内…嗚呼、香港よかった。蒸し暑い京成線に揺られながらさっきまでいた香港を懐かしく思う。

旅はやはり一人が良い。我が儘な私には一人旅が一番合っている。気を遣わないし、自由で気ままで楽だ。自己責任というルールさえ守っていればこんなに気楽な旅はない。


自分へのお土産
雑貨類


化粧品
普段使用しているものが安く手に入った。


自分にご褒美


ホテルの近くのコンビニで購入したクマビスケット。
コアラのマーチに似てる。



さあ、次はどこに行こうかな。
ね、吉熊。
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8月14日 香港でソロ活動 ゲッワイ!

2011年08月16日 | Weblog
やや遅く起きる。香港は夜遅くまで元気なので、自分も自然に宵っ張りになってしまう。
ネイザンストリートを北に歩き地下鉄で太子駅を目指す。



ここで入れるべき改札を誤り、あたふた。
フィリピン人のお姉さんたちが親切に教えてくれた。ありがたい。
地下鉄の駅は涼しく快適。車内も綺麗だ。




花墟道。
お花がいっぱい。わくわくする。



雀鳥花園。
愛鳥家さんたちが飼っている鳥を連れてきてひたすら自慢大会。
どの鳥も本当に愛らしい。
中学から大学まで文鳥を飼っていたので懐かしかった。








集団行動。


ソロ活動。



どぎゃ~ん!



金魚街にたどり着くまでが大変だった。
地図を何度も確認しても「?」状態に陥る。
その間、灼熱の太陽は私の腕をこんがり焼いていたのだった…。

香港では金魚は縁起が良いものとされている。
ビニールに入っているのは金魚。
大胆である。


ペット店の猫にゃん。カワユス。


鶏の丸焼き。


暑さに耐えられなくなると店の中に入り、涼を浴びる。

やっと女人街。
凄い人ごみ。





ちょうど店出しの時間帯。
「ニセモノ、アルよ」と声を掛けられるがガン無視。だっていらないもの。
愛らしい雑貨を購入。昨日に引き続き、値引き交渉に燃える!
店員さんが不機嫌になり嫌々「…OK」と言うまで粘る。
笑顔と「I LOVE 香港」で価格を下落させた。

天まで連なる商品の数々。行き交う人々からは色々な香りがしてきた。
それらが灼熱の日光と混じり、「嗚呼、ここは異国なんだな」と思う。
兎に角暑い。
胸元を触ったら塩が吹いていた。

地下鉄に乗る。
きっぷの買い方は簡単。
目的地のボタンを押せばいい。
ただ貨幣しか使えなかった。


遅めの昼食。重慶マンション近くの小さな小料理屋に入店。
牛肉入りのラーメンらしきものとコーラを注文。合わせて400円ぐらい。味は酸っぱ辛く、淡白な味だった。



重慶マンション。



旅の目的地。
外観からして怪しい。
ちょうど工事中であった。
周囲には中東みたいな人がわんさか!

よし、入場~。



…。
すいません。
ごめんなさい。
ありがとうございました。

入って数分で撤収。
怖い。怖すぎる。怖すぎて全米が泣いた。マジで失禁5秒前だっつーの!
あまり見たことがない人種の殿方たちの遠慮の無い視線に、とてもじゃないが耐えられなかった。
あちらから見たら、花柄ワンピでルンルンしたいかにもトロそうな日本人の女が来たから見たということなんだろうが。


思わず横道に逸れる。


…!
さっきより怪しいし!
ガクブル!

のちにガイトさんから聞くところによると、「あそこは地元の女性は入りたがらないビル」とのこと。
雰囲気は好きなんだけど。中にある両替もレートがいいらしいし。
もう少し海外旅行を熟練させてから再び訪れたい。

やっぱペニンシュラホテルのロビーでハイティーでしょ!
気を取り直してレッツゴー!

…スゴい列。1時間並んだがあまり動かない。諦めた。列を抜けてせめて雰囲気だけでも、とロビーを見た。どのお客さんもまったり。こりゃ動かないよな。生のクラシック演奏を聞いていたらまったりしたくもなるわな。



地下の売店でお土産を購入。クマグッズを買ってウハウハ。
疲れたので隣のシェラトンホテルでお茶。丼一杯分に相当するマンゴープリン。激うま!生きてて良かった。


オプションの待ち合わせのロビーで待機。バスに乗り、目指すはジャンボ(水上レストラン)。
「GET WILD」のPVで見て以来、ずっと憧れていたところ。
ゲッワイ!
小舟に乗り、ジャンボへ。



円卓に案内される。
関西から来た3人(叔母さんと母と娘)、4人家族、私という組み合わせ。
関西から来た人々と仲良くなった。
萬田久子似のロングヘアのお母さんが髪の毛を縛るゴムを忘れてきてしまい、邪魔そうにしていた。
私のを貸して差し上げたら一気に打ち解けたのである。
彼女たちの会話が漫才みたかったので思わず笑ってしまった。
一緒に写真に写るぐらい打ち解けた。メルアドもお伝えした。旅の醍醐味。


ふかひれスープ。
繊維状のふかひれが舌を擽る。とろみもあって美味しい。
蒸しエビは上手に剥けなかった。いじやける。こういうの苦手。








このレストラン、建物自体がアトラクション並の装飾を帯びていて面白い。
コテコテ。


夢にまで見たネオンに包まれたジャンボ。
竜宮城みたいだ。うっとり。




続いて、ビクトリアピークへ。昨日の昼に来たところ。今日は夜景。100万ドルの夜景、旅のハイライトだ。
感無量。








ここはスリが多いらしい。ガイドさんはスリの顔を把握していて高いところから絶えず監視。
「あの3人組はスリですよ」「〇〇さんの隣の2人組、気を付けて」と教えてくれた。
顔を認識されているスリって…。スリが本業なんだろうな。観光バッジを付け、カメラを持ち、いかにも観光客になりすましてスリに及ぶらしい。
私のバッグには相棒・吉熊がいるので、前に抱えるようにしてスリから守った。
「捕ったらぶっ殺すからな」と威嚇の眼差しを向けていた。

ホテルに帰り、荷物整理。
明日の今頃はもう帰国している。
窓からの香港の様子を見ながら少し寂しくなった。


8月13日 香港に触れる

2011年08月16日 | Weblog
市内観光。
ガイドは香港の殿方。これが、私の心療内科のクマ医師に瓜二つ!ワロス。
見たときの私の感想をネット的に表現すると「ちょwwwww」である。
香港版クマ医師。あれ?先生、なんでここに?と思った。
プロムナードの散策。ジャッキーさんは香港で神扱い。




あちらに見えるのは香港島。
地形がなんとなく尾道と向島みたいな感じ。


スターフェリー乗り場の近くにあったレトロな自転車。


フェリーに乗り、香港島まで行く。8分ぐらい。潮風とエンジンの香りが相成って旅愁を感じる。




到着。


高いビルが林立。この辺は東京でいうと丸の内みたいんだそうだ。
野村証券が入っているビル。高い。



ビクトリアピークへ。日光のいろは坂並みのカーブに少し酔う。酔いながらもガイドの話を聞く。お金の話、異様に多い。「あの家は〇〇$です」とか。クマガイド、お金、好き?「世の中は金だ」というハゲタカの鷲津さんみたいだ。
同じ職場のお金大好き後輩男子タイスケくんと絶対に気が合うと思う。


山頂からの眺め。
地上よりも涼しくて気持ちが良い。
スリが多いらしくクマガイドに注意を促される。
素敵な眺め。





レパルスベイ。
映画「慕情」に出ていたところ。波がなくて瀬戸内海みたい。


そして天后廟。極彩色の像のオンパレード。




ランチ。円卓に、同じツアーの家族と私。「よそ者ですいません」と謝ったが、ハートフルな家族で問題無。
大好物の杏仁豆腐。フルーティーな味わい。餃子は宇都宮の正嗣と五分だな。
烏龍茶も上品な味わい。超満足。




シルク店に連行。妹に頼まれていた洗顔パフと母ヨーコたんへの土産を購入。
ここの接客はスゴい!しつこい!
私も負けずに値切り倒した。
「650$ですか?半端ですよね。50$を取りませんか?」
「600$?うーん、500$紙幣で間に合わせたいんですよね。駄目?じゃ買いません」など。困ったは店員さんは上司に相談。結果、値切り成功!
余った時間をもて余して商品を見ているとすかさず接客される。
シルクのパンツを触っていたら「どうですか?お土産に喜ばれますよ」と話しかけられてビクッとなる。
これではただの変態である。しかもそのパンツ。絵柄が象だった。意味深。
最後は壁側に避難。

続いて宝石店。デザインが洗練されていたし、ダイヤも良いグレードの石を使用していた。
しかし、ここもしつこい接客だった。
「このぐらいでしたら御徒町でも売っていますねえ」
と言ってもコバンザメのように着いてくる。
しつこいってば。

香港の足場は竹。頑丈だかららしい。鉄の足場は使用しないとのこと。




免税店に寄る。30分しかなかったので買い物の下見といったところだろうか。
夕方、ホテルまで送られる。
一服し、ガイド本を読む。そして外出。

「夜、外を歩いては行けません」
と、母ヨーコたんに厳しく言われていたのに、ヴィトンの直営店で自分と妹の買い物、免税店で弟の買い物をしていたらどっぷりと夜になっていた。
自分の土産はヴィトンの髪留め。これで今後ともロングヘアでいることが確定。前からずっと欲しかったので嬉しい。


道端で喫煙。たまに灰皿があるのでありがたい。すると中東っぽい人に話しかけられた。昨年、ニューヨークで煙草をかつあげされたことが頭をよぎり、のっけから「ノー!」と言う。よく見てみたら彼の左指には煙草があり、火を貸してとのことらしい。ごめんよ。日本人の女子の可愛さについて熱く語られた。



目星を付けていた足つぼマッサージ店に行く(太極足療)。予約しておらずに不安だったが問題無。
リゾート地を想わせるような室内のインテリアが素敵だった。
受付は日本語が堪能な女性。マッサージ師は初老の女性。
まず、足浴。海草エキスを投入。
部屋を移り、全身マッサージを施された。腰を重点的にお願いしたのだが、肩に集中。「肩、スゴいね。大丈夫?」と心配された。もう凝っているのが当たり前になっていたので自覚無かった。でも揉まれると涎が垂れそうなぐらい気持ちが良い。肩甲骨と背骨の間など自分では揉めない箇所を押されると悶絶してしまう。

続いて足つぼ。痛いポイントを押されて変な声を上げてしまう。するとおばちゃんは「腸ね、腸」と指摘。腸、大丈夫なんか?
人様に足を向けるなんて人生初。なんだか申し訳ない気分になってしまう。でも狂おしいほど気持ちが良い。33年生きてきて気持ちがよくて鳥肌を立てたのは初めてじゃないだろうか。「多歳」と礼を言ったら喜ばれた。


むくみが取れて足が細くなった。



地下鉄に乗るのが面倒なので歩いてホテルまで戻る。
ん?
アラビアっぽい人満載なんだが?
気付くと歩いている人が殆どアラビアっぽい人じゃね?
で、みんな超ガン見してくんだが。視線を外しながらひたすら歩く。「オネエサン」と言われても無視。



たまに写真。


ホテルに着く前にコンビニで青島ビールとカップ麺を購入。美味しい。せっかくマッサージでデトックスしても体に悪そうなものを吸収してしまう自分の体がなんだかかわいそう。




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8月12日 いざ、香港へ!

2011年08月16日 | Weblog
成田空港に到着し、チェックイン。窓際を希望したらすんなり通った。トランクとは暫しお別れ。香港で会おう。
出国審査っていつもドキドキしてしまう。元々挙動不審なのに、それを隠そうともっと挙動不審になってしまう。挙動不審の上塗り。審査員のお姉さんは黙々とパスポートをチェック。彼女の背後には免税店が犇めいている。漂ってくる甘い香水の香りがテンションをアゲアゲにする。
免税店で父の香水と自分の化粧品を購入。時間があるので喫茶店で一服。


離陸前30分に搭乗口に並び、飛行機に乗り込む。飛行機は滑走路をだらだらと走り、エンジン音が高鳴ると共にようやく離陸。
てか、客室乗務員、こえーの!無愛想。去年NYへの旅で利用したアメリカン航空の客室乗務員の溌剌さとか笑顔とか全然ねーの。「女王の教室」阿久津先生みたいなんである。「いいかげんに目覚めなさい」と言われそう…。女王の教室ならぬ女王の機内。にこりともしない。でもみんな超ウルトラ美人。
「入国カードをください」
と英語で言ったら、空港で書けと言われた。別にいいんだけど。あれって飛行機内で落ち着いて書きたいんだよね…。


空の旅♪
魅惑の窓際席。夕焼けが綺麗。機内食も美味しくてご満悦。

旅行本や小説を読んでいたらあっという間に香港到着。寝る暇なし。NYに比べたら超ご近所なんだな、香港って。台北あたりで物凄く揺れた。
暗黒の塊に見え隠れしている香港の夜景が徐々に近づいてくる。
40分も早めに到着。着くやいなや漢字の嵐!入境審査は簡単。



出口で旅行会社の人を発見。小柄なおばちゃん。日本語を一生懸命に駆使しての歓迎モード。

私の他には初老のカップル1組と私と同じ臭いのする一人旅の青年。彼らと共に旅行会社のバスに乗る。香港旅行の注意を聞きながら、車窓を眺める。ビル、乱立。二階建てのバスが通りすぎていく。香港の人は基本的に花金を大満喫するっぽく、0時を過ぎても大にぎわい。元気一杯。
活力あるこの街を自分は楽しめるのだろうか。一抹の不安が過る。


おばちゃんガイドにホテルまで案内される。分からないこと不安なことは何でも聞くと答えてくれるのでありがたい。おばちゃん、良い人だ。

部屋は17階。喫煙可能な部屋。仄かに夜景も見える。眼下の道路は深夜だというのに車が行き交っていた。
お風呂に入り、化粧水を塗りながら、初めての香港わくわくしていた。

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日本脱出!

2011年08月12日 | Weblog
家を出る前、仕事でハプニングがあったが、なんとか成田空港に到着。

出国審査を終えて、あとは飛行機に乗るだけ。

相棒・吉熊と日本脱出!

それでは香港に行ってきます!

さいならっきょ。
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この世の夏がキター!

2011年08月11日 | Weblog
この世の夏がキター!
ついに夏休み♪
明日の夕方のフライトで日本国を脱出予定。
目指すは香港。100万ドルの夜景をこの目でしかと確かめてくる~!
重慶マンションの怪しさとか、ハートで感じてくっから~!

吉熊上司に、
「もし旅先で私に何かが起きて帰れなくなったら、すいません」
と言ったら、
「大丈夫だよ!」
とニヤニヤ顔で元気一杯言われた。

聞いていた社長が
「吉熊さん。ソレ、どういう意味デスカ?」
と突っ込んできて爆笑。

・無事に帰ってこられるから大丈夫だよ
・君が居なくても大丈夫だよ

…雰囲気的に後者っぽいんだが…。

やり残したことはないかを確認し、ちょっと残業して退社。
帰宅し、荷造りの最終チェック。

昨年の成田~ニューヨーク間のフライトのように長丁場ではないにせよ、とりあえず本はなくてはならない。
今回も林真理子先生の「戦争特派員(上)(下)」を持参するつもり。
あと「外人術」(佐藤亜紀)。独自の審美眼に貫かれた世界観が面白い。硬質なのに後を引く。絶妙。


吉熊、もう出発する気満々。
落ち着いてくれ。



さて、今日は早く寝るか。

行ってきます~!

★暫くコメントの返信が遅れます。


多謝

2011年08月10日 | Weblog
暑い一日だった。エアコンがついている部屋はまだしも、喫煙所はサウナ状態で耐えがたい。座っているだけでじんわりと汗が出てきてしまう。リアルでガマの油状態。まあ社内で煙草を吸えるだけマシなんだが。
昼過ぎ、他の建物に向かうべく、外に出る。たちまち焼けつくような日照りが全身を射す。慌てて日傘を差すが、熱風がどんよりと首筋にまとわりついて不快度数MAX。蝉の大合唱も暑さを助長。

もう、夏、嫌だ~!

しかし、あと1日我慢すれば魅惑のサマーバケーション。ガンガレ、自分。
こめかみから滴る汗を拭いながら自分を地味に励ます。


会社帰りに喫茶店で旅行のプランを練り練りした。
お買い物リストなど。


ガイドブックには広東語の挨拶が載っている。
最初に覚えたのは「多謝(トーチェ)」(ありがとう)だ。

今日の残業時。せっせと電卓を叩いていた私。トランス状態でノリノリだった。
「ちょっと」
と呼ばれて振り向くと他部署の部長がコピー機の前で佇んでいた。
「これを縮小コピーしたいんだけど」
と言われた。
A3サイズの原稿をB4にしてほしいらしい。
操作して差し上げた。

「まあ、いいか。これで」
と彼は納得し、一人ごちて去っていった。

…いやね、いいんだよ。別に。
でもさ、「ありがとう」ぐらいは言おうな。
私、一応、作業を中断させたのだから。

こんなことでイラッとする私がいけないんだろうか。
でも挨拶しないのは動物と同じだって母方の祖父が言ってた。
偉い立場の会長でさえ私が何かしたら「ありがとう」と言う。
些細なことだが、凄く大切だと思う。

そんなことがあったから最初に「ありがとう」を覚えた。

多謝

香港で役に立てばいいな。
逆に言われたらもっと嬉しい。

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