世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

多謝

2011年08月10日 23時35分51秒 | Weblog
暑い一日だった。エアコンがついている部屋はまだしも、喫煙所はサウナ状態で耐えがたい。座っているだけでじんわりと汗が出てきてしまう。リアルでガマの油状態。まあ社内で煙草を吸えるだけマシなんだが。
昼過ぎ、他の建物に向かうべく、外に出る。たちまち焼けつくような日照りが全身を射す。慌てて日傘を差すが、熱風がどんよりと首筋にまとわりついて不快度数MAX。蝉の大合唱も暑さを助長。

もう、夏、嫌だ~!

しかし、あと1日我慢すれば魅惑のサマーバケーション。ガンガレ、自分。
こめかみから滴る汗を拭いながら自分を地味に励ます。


会社帰りに喫茶店で旅行のプランを練り練りした。
お買い物リストなど。


ガイドブックには広東語の挨拶が載っている。
最初に覚えたのは「多謝(トーチェ)」(ありがとう)だ。

今日の残業時。せっせと電卓を叩いていた私。トランス状態でノリノリだった。
「ちょっと」
と呼ばれて振り向くと他部署の部長がコピー機の前で佇んでいた。
「これを縮小コピーしたいんだけど」
と言われた。
A3サイズの原稿をB4にしてほしいらしい。
操作して差し上げた。

「まあ、いいか。これで」
と彼は納得し、一人ごちて去っていった。

…いやね、いいんだよ。別に。
でもさ、「ありがとう」ぐらいは言おうな。
私、一応、作業を中断させたのだから。

こんなことでイラッとする私がいけないんだろうか。
でも挨拶しないのは動物と同じだって母方の祖父が言ってた。
偉い立場の会長でさえ私が何かしたら「ありがとう」と言う。
些細なことだが、凄く大切だと思う。

そんなことがあったから最初に「ありがとう」を覚えた。

多謝

香港で役に立てばいいな。
逆に言われたらもっと嬉しい。

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Tommy Heavenly6  「Hey My Friend 」

2011年08月10日 23時33分30秒 | Weblog
持つべきものは、やはり友達だと思った。
しかも同じような価値観で結ばれた友達。

マイノリティは迫害される。
だから魂同士が自然と近づいていくのかもしれない。

こんな私の友達でいてくれてありがとう。

Tommy Heavenly6 -Hey My Friend
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