世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

海とあなたの物語

2011年08月03日 22時33分11秒 | Weblog
今週は長いと多くの同僚たちがそう言う。
私もそう。朝、気分的に金曜日になっていたのに、まだ水曜日だった。
何この時空の歪み。
たぶん、夏休みが待ち遠しくて、足元の時の流れがもどかしく、そういう気分になるのだと思う。

旅行会社から香港旅行のパンフレット等が送られてきた。
旅行までついに10日を切った。
そろそろ旅行の準備もし始めなくてはならない。
面倒臭いのだけれども、ちょっと楽しい。
赤い革製のトランクは尾道、ニューヨークも一緒に旅した。
そこに様々なものを詰め込む。
今日は100円ショップでプラグを購入した。
(コテがないと髪を真っ直ぐにできない…。)
あと胃薬も。細々としたものは週末に用意しよう。

調べてみたら、香港ではパンダグッズが多く販売されているもよう。
純粋なクマはいねが~!?
…お、いたいた。
東洋の貴婦人と呼ばれている名ホテル「ペニンシュラ」で多くのテディベアグッズが販売されているっぽい。
さすが元英国領である。

10年前、母と北京に行った。
どんよりとした黄砂の下、人々が逞しく生きていた。
わき目も振らずに自転車を漕ぐ人、品々を売りつけてくる人、こちらをじっと見る人。
香港はどんな街なのだろう。
同じ中国でも気質とか異なるのだろうか。

今回の旅での一番の楽しみはビクトリアピークからの眺め、そして夜景ツアー。
高いところに登ると、テンションが上がる。
そして、人生を考えてしまう。
東京タワーに登り眼下に広がる東京を見たとき、自分が東京に来た意味を今一度考える…そんなふうに。

そんな時、流れる歌がある。
「海とあなたの物語」(未来玲可)
小室哲哉様の作った曲の中で私的に上位にランクインする曲だ。
大人になることについて躊躇する女子の心理を歌った曲なのだろうと推測する。
でも何故か、何年歳を取っても聴き続けてしまう。
歌詞に空から見た街…という視点が描かれているせいか、高いところに登った時は必ず思い出す。
曲調も中国的だし、きっと、今回の旅でも思い出すに違いない。

香港で、私は人生をどう考えるのだろうか。
そして、新しい自分を発見出来たらいい。


海とあなたの物語 〔未来玲可〕



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