向島百花園の「虫ききの会」
虫の鳴き声を楽しみ、涼もうではないかというイベント。歴史は長く、明治時代から人々に愛されていたらしい。
クーラーも扇風機もないあの時代。残暑に虫の音を聞いて涼を感じるだなんてなんて風流なのだろう。
毎年このイベントに行っている。
葉月の最後の週末に行われるこのイベントは私にとって、その年の夏を走馬灯のように思いめぐらせる反省会のようなものだ。
6月の株主総会から始まって、7月の試験。数々の飲み会に参加し、今年も夏旅に行けた。とても楽しかった2011年の夏。
東武線の東向島駅を降りてすぐに見える「けごん号」
向島百花園のすぐ近くにあるお寿司屋さん。「うを徳」
いつも柳がそよそよとそよいでいて雰囲気があるなって思っていた。
前を通ると良い酢の匂いがする。
到着。
既に日は暮れていて草花の撮影はできなかったが、闇夜に浮かぶ数々の行燈が心を和ませてくれた。
虫コーナー。
なんかの虫。
吉熊、怖くないの?
萩のトンネル。
おどろおどろしい雰囲気を醸し出していた。
吉熊シルエット。
池に面したあずま屋に置かれた行燈。
光が水面に響き、情緒あふれる空間を作っていた。
最近、俳句を学びたいと思っている。
行燈に書かれた俳句と絵を読み歩き、とても勉強になった。
今回、一番いいなと思った作品。
晩夏の夜。
あずま屋に腰を掛けてそっと目を瞑る。
瞼を貫いて入ってくる程好い行燈の光。
虫の涼やかな音に耳を晒していると、日常の垢が落ちていくような気がする。
来年の夏も素晴らしい季節になりますように。
出入り口。
ここを出るとき、来年の夏の自分を思う。
そして、「行ってきます」と心の中で呟くのである。
喫煙所で喫煙してたら父親と小さな娘がやってきた。
娘はジュースのストローで父親の喫煙する様子を真似していた。
「ぷっは~」と目を細める様子までも緻密に再現。
「将来、有望株になるな」と父親。
思わず笑ってしまった。
こういう娘だったら可愛がれると思う、自分。
虫の鳴き声を楽しみ、涼もうではないかというイベント。歴史は長く、明治時代から人々に愛されていたらしい。
クーラーも扇風機もないあの時代。残暑に虫の音を聞いて涼を感じるだなんてなんて風流なのだろう。
毎年このイベントに行っている。
葉月の最後の週末に行われるこのイベントは私にとって、その年の夏を走馬灯のように思いめぐらせる反省会のようなものだ。
6月の株主総会から始まって、7月の試験。数々の飲み会に参加し、今年も夏旅に行けた。とても楽しかった2011年の夏。
東武線の東向島駅を降りてすぐに見える「けごん号」
向島百花園のすぐ近くにあるお寿司屋さん。「うを徳」
いつも柳がそよそよとそよいでいて雰囲気があるなって思っていた。
前を通ると良い酢の匂いがする。
到着。
既に日は暮れていて草花の撮影はできなかったが、闇夜に浮かぶ数々の行燈が心を和ませてくれた。
虫コーナー。
なんかの虫。
吉熊、怖くないの?
萩のトンネル。
おどろおどろしい雰囲気を醸し出していた。
吉熊シルエット。
池に面したあずま屋に置かれた行燈。
光が水面に響き、情緒あふれる空間を作っていた。
最近、俳句を学びたいと思っている。
行燈に書かれた俳句と絵を読み歩き、とても勉強になった。
今回、一番いいなと思った作品。
晩夏の夜。
あずま屋に腰を掛けてそっと目を瞑る。
瞼を貫いて入ってくる程好い行燈の光。
虫の涼やかな音に耳を晒していると、日常の垢が落ちていくような気がする。
来年の夏も素晴らしい季節になりますように。
出入り口。
ここを出るとき、来年の夏の自分を思う。
そして、「行ってきます」と心の中で呟くのである。
喫煙所で喫煙してたら父親と小さな娘がやってきた。
娘はジュースのストローで父親の喫煙する様子を真似していた。
「ぷっは~」と目を細める様子までも緻密に再現。
「将来、有望株になるな」と父親。
思わず笑ってしまった。
こういう娘だったら可愛がれると思う、自分。