世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ジントニック

2011年07月25日 22時25分17秒 | Weblog
一番好きなカクテルはジントニックだ。1杯目は生ビール。2杯目以降は大抵ジントニック。無色透明の液体の中に乾いた南国の日差しを思わせる蠱惑的なお酒である。


当社は月曜日の全体朝礼にて、カセットデッキから流れる「やる気がわき出るお話」という話を聞く。月曜の朝、意識なんてほとんど覚醒していない。あれを聞いてやる気が出たためしなんて皆無である。
今日は無理難題を頼まれたときの対処法について。カクテルの語源を絡めた話であった。

あるバーに居た酔客が、店内にあったニワトリの尾羽を見て、「ニワトリの尾(コックテイル)という酒をくれ」と無理難題を押しつけた。 バーテンはその場にあった適当な酒を混ぜ、グラスにニワトリの尾羽を差して出したという出来事から来てる。どんな無理難題にも諦めないで対処しようという話であった。


バーで、ちょいワルおやじが若い子を口説きながら垂れそうな蘊蓄である。おやじはそのあとホテルのキーをちらつかせて「部屋いかない?」とか囁くんである。私は囁かれたこと、ないけど。


朝っぱらから酒の話だなんてイカすぜ、やる話。
やる気が出るではないか。

昨日、無事、検定試験にも合格したし、今日は暑いので祝杯をあげようと思い立つ。
残業後、いつも行くバーでジントニックを注文。
おめでとう、自分。
乾杯!
く~っ!
たまんねぇな!


冒頭で一番好きなカクテルはジントニックと述べたが、一番最初に覚えたカクテルもジントニックだ。

高校時代。山田詠美の「放課後の音符」で知った。
高校生の「私」の周りの女の子たちの恋を描いたオムニバス形式の小説である。
マリという子の話でジントニックが出てきた。
夏休みに行った南の島で激しい恋に落ちたマリ。島の青年が拵えて飲ませてくれたお酒を、こちらに帰ってきて色々探してみたら似ているカクテルがあった。
それが、これ。
ジントニック。
それらの出来事を、ジントニックを飲みつつ涙を流しながら語るマリ。
聞く「私」。


田舎の高校生だった私はそのくだりを読み、「ジントニックってどんな味だろう。三ツ矢サイダーみたいんだろうか」と色々と想像したものだ。
やがて大人になり、初めて飲んだジントニック(@居酒屋つぼ八)の味は忘れられないものになった。
南国の太陽の光が口内で弾けたような気がした。


そんなこんなで、一人、祝い酒。

放課後に文章の中で想像していたあの味を、会社帰りにリアルに体験できるようになった自分にも乾杯。

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ドキドキ…合否判定

2011年07月25日 01時50分10秒 | Weblog
先日受けたビジネス文書検定2級、ネットで合否判定を確認してみた。

結果は…合格!

おお!

節電会議の議事録作成がイマイチ自信がなかったのだが、嗚呼良かった。
仕事帰りに図書館に通いつめた甲斐があった。報われた。
これで心置きなく香港での夏をエンジョイできる。

応援してくださった皆様、ありがとうございました。

次は1級を目指す~!
頑張る~!

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