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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

忠犬ハチ公について思うこと

2011年05月29日 | Weblog
国立科学博物館にいる忠犬ハチ公の剥製。
利口そうな顔つきをしていた。



ハチ公で検索し、だいぶ前に見つけた動画。
Hachiko monogatari - Bittersweet (Akita dog)


なんだか人間の身勝手を感じてしまう。
そりゃ、時代背景などの事情もあるのであろうが。
ハチ公が「忠犬」だったことよりも、動物を飼うのならばどうして最期まで面倒を見ないのかということの方が気になって仕方がない(上野英三郎先生のご家族)。

ハチ公の目が悲しげで、切ない…。


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「日本のボタニカルアート 太田洋愛画伯の原画を中心として」

2011年05月29日 | Weblog
今日も雨。貴重な休みが二日とも雨だなんて、なんてこったい。布団も干せないし、傘差すのもウザイし、足冷たいし、もうね、雨の馬鹿!

本来ならば薔薇でも見に行きたいなあと思っていた。しかし、外は憎き雨。仕方がないので室内で植物を鑑賞しようと、今日は上野の国立科学博物館に出掛けた。




「日本のボタニカルアート 太田洋愛画伯の原画を中心として」




ボタニカルアートという分野があることを知ったのは数年前。
テレビで熊田千佳慕の特集がされていた。
ファーブル昆虫記の絵を手掛けた人である。
毎日ちょっとずつ筆を重ねていく様子などを見て、「すげー!」と思った。


今日は太田洋愛の作品を中心とした展覧会。
葉のリアルな光沢や透け具合、花弁のしなやかさ、茎の繊毛など、息を飲むほどの写実っぷりであった。
花が醸し出す芳醇な香りまで絵から漂ってきそう。
嗚呼、世の中にこんなに美しいものがあっただなんて。
雨にイラついて凝り固まった心が次第に解けていくのを感じた。

館内を散策。
洋館みたいな造りになっていて、うっとり!
螺旋階段とか、洋館フェチにはたまらん空間である。





常設展にはクマの剥製が数点あり、大興奮。
一番のお気に入りはこのクマ。勝手に「テディ」と命名。剥製というか、私には巨大なぬいぐるみにしか見えなかった。くりくりした目なんて超可愛い。ああ、このクマに抱かれたい。クマと三日三晩愛し合った伝説を持つムツゴロウさんの気持ちが今なら理解できる。


吉熊、ビビってる。


他のフロアにいたクマさん。
隣の鶴を狙ってる?



観終えたあと、喫茶店で一服。
雨の模様を纏ったガラス越しに行き交う人をぼんやりと眺めた。
こうして雨の休日は終了した。

明日から新たな一週間が始まる。
月末月初で忙しくなる予定だ。
先週暇だから引き受けた仕事もあるし…。

リフレッシュできたので、頑張るん!

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