先週金曜日。他部署の殿方社員が所属長に怒られていた。
「頭使って仕事しろよ!」とかなりきつい口調で叩かれていた。
今朝も何やら怒られていたもよう。
昼休みに彼の上司が「大丈夫か?」と声をかけたところ、彼は「ええ。ミスしてしまった自分が悪いんです」とボソボソと言っていた。
彼は強いのだなと思った。
一見弱そうに見えるけれども。自分を守るために歯向かうことは簡単だが、自分の非を受け入れることは難しい。それこそまさに強さがないとできない。彼の言葉を背中で聞き、仕出し弁当を食べつつそう思った。
そんな私も今日、ミスを吉熊上司に指摘された。
もう生きていけないってなレベルである。
そんな時に思い出すのは9年ぐらい前に某殿方からもらったメールだ。
彼はかつて私を振った。
「嫌い」ではなく「嫌だ」と言われたんである。
しかし互いに互いの存在を遮断する理由もなく、かといって付き合うのも億劫な我々は煮えきらないままメールを交換しあっていた。
「今日仕事でミスをして落ち込んでまつ(当時から2ちゃん語乱用)」
という私のメールに、
「気にするなとは言わないよ。〇〇(私の苗字)には成長してもらいたいからね」
と返信してきたんである。彼は。
当時24歳で若さ故今よりも仕事に対してガツガツしていた私はかなりのショックを受けた。
「何なのよ!なんで上司でもないあんたにそんな偉そうに言われなければならないわけ?同級生なのにさ!キィーッ!」
と憤慨。
でもその文章に、嬉しさをも感じるという何とも複雑な気持ちを抱いていた。
あれから9年。仕事で数えきれないミスをしたが、その度にあのメールを思い出す。
「何くそ!」
と煙草のフィルターを噛み切る勢いで苛立ち、そして「次回があるならば、頑張ろう。次は絶対…」と密かに誓うのである。
嗚呼、強くなりたい。
「頭使って仕事しろよ!」とかなりきつい口調で叩かれていた。
今朝も何やら怒られていたもよう。
昼休みに彼の上司が「大丈夫か?」と声をかけたところ、彼は「ええ。ミスしてしまった自分が悪いんです」とボソボソと言っていた。
彼は強いのだなと思った。
一見弱そうに見えるけれども。自分を守るために歯向かうことは簡単だが、自分の非を受け入れることは難しい。それこそまさに強さがないとできない。彼の言葉を背中で聞き、仕出し弁当を食べつつそう思った。
そんな私も今日、ミスを吉熊上司に指摘された。
もう生きていけないってなレベルである。
そんな時に思い出すのは9年ぐらい前に某殿方からもらったメールだ。
彼はかつて私を振った。
「嫌い」ではなく「嫌だ」と言われたんである。
しかし互いに互いの存在を遮断する理由もなく、かといって付き合うのも億劫な我々は煮えきらないままメールを交換しあっていた。
「今日仕事でミスをして落ち込んでまつ(当時から2ちゃん語乱用)」
という私のメールに、
「気にするなとは言わないよ。〇〇(私の苗字)には成長してもらいたいからね」
と返信してきたんである。彼は。
当時24歳で若さ故今よりも仕事に対してガツガツしていた私はかなりのショックを受けた。
「何なのよ!なんで上司でもないあんたにそんな偉そうに言われなければならないわけ?同級生なのにさ!キィーッ!」
と憤慨。
でもその文章に、嬉しさをも感じるという何とも複雑な気持ちを抱いていた。
あれから9年。仕事で数えきれないミスをしたが、その度にあのメールを思い出す。
「何くそ!」
と煙草のフィルターを噛み切る勢いで苛立ち、そして「次回があるならば、頑張ろう。次は絶対…」と密かに誓うのである。
嗚呼、強くなりたい。