世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「はやぶさ HAYABUSA BACK TO EARTH」

2011年05月14日 23時17分53秒 | Weblog
楽しみにしていた「はやぶさ HAYABUSA BACK TO EARTH」を観に行く。


昨年プラネタリウムで3回観たものと内容はあまり変わらないということは知っていたのだが、久々に大きなスクリーンではやぶさに会いたくなった。
東武練馬駅から映画館のあるショッピングセンターまで、上映時間が迫っていたので走った。
もうね、自分、かなり恋する女…。

鑑賞料はスペシャルプライスの500円。
23区で観られるのはここ、板橋だけ。
ワーナーマイカル系列でしか上映していないらしい。

帰還編ということで去年プラネタリウムで観たものとは、ラストが変わっていた。

好きなのはスイングバイのところ。
はやぶさが架空の四角を健気に潜り抜けるところから目からキセノンガスがだだもれだったのだが、ラストで嗚咽。「さあ 帰ろう 懐かしい地球に」で鼻水噴射。「宙よ」のイントロが始まり、新たに導入されたラストシーンのはやぶさに搭載されたカメラがズームされるところとか、もう画面が目から汁が出すぎて観られなかった。最後の最後、地球ラストショットで昇天。ハンカチがぐっしょりと濡れてしまった。
何が私をそうさせるのだろう。
言葉にできない何かが、引力で引かれるように、私の心を離さない。

「宙よ」だが、これってよく聴くと、命が尽きようとしている女性の立場で歌詞が書かれていることが判明。
劇中でははやぶさは「彼」と呼ばれ、男の子扱いなのだが。

「はやぶさ」 宙よ


篠田三郎(ウルトラマンタロウの人)のナレーションは優しいお父さんのようだ。

数々の困難にもめげず、帰ってきたはやぶさ。大気圏再突入時の燃え尽きるシーンは何度見ても辛い。拷問級である。でもこの上なく美しい。

はやぶさのミッションは小惑星イトカワの欠片を採取して地球に届けることだったが、イトカワの欠片の他にもっと貴重なものを届けてくれた。「諦めない勇気」だ。「今だからこそ、多くの人に観てもらいたい」と本作品の販促物に書いてあったが、本当にそう思う。はやぶさに宿る、そして日本人が培ってきた「ひたむきさ」を今こそ再確認すべきなのだろう。



劇場前に誂えられたはやぶさブース。


はやぶさの軌跡についての説明。



パンフレットが販売されたので購入。
あと先着3万名に配布されるミニカレンダーももらった。
17時15分~と、19時10分~の2回観たので、2枚もらった。


暫くはまたはやぶさを想う日が続きそうだ。



ワーナーマイカルシネマズのはやぶさ特集
http://www.warnermycal.com/event/hayabusa/
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