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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

歯医者で小惑星探査機はやぶさを語る

2011年05月10日 | Weblog
思わぬ相手から思わぬことを聞くと興奮する。今日、まさにそんな体験をした。
歯医者にて。
今日は治療の最後、研磨の日であった。個室で歯科衛生士さんに歯を綺麗に磨いてもらうのである。
前回と同じ女子にお世話になった。CanCamやJJに登場しそうな可愛いくてモテ系な見た目とは裏腹に彼女はけっこう苦労してきた。
両親の離婚、父親の借金、同棲相手の夜逃げ…ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」的とでも言おうか。

そんな彼女は近々パスポートを取得するらしい。
「亮子さんは今までどこか海外に行かれましたか?」
と言うので、昨年、ニューヨークの一人旅をしてきた旨を言った。理由も訊かれた。

昨年6月に地球に帰還した小惑星探査機はやぶさ。未知の冒険に挑んだはやぶさに勇気をもらって、自分も冒険したくなったから…ということを熱く語った(ちなみに私のミッションはセントラルパーク内にある回転木馬に乗車することだった←華原朋美が乗ったから)。

そしたら、彼女もはやぶさファンだと言うじゃないか。嗚呼、私に話を合わせてくれてるのかな?と思いきや、DVD「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」も所持しているとのこと。テレビではやぶさの特集を観るとオイオイ泣くところとか、すげーシンパシィを感じてしまった。大興奮。

「はやぶさには心が宿っています!絶対に。私も励まされましたもん。地球を写したラストショット、いつも見ると泣いちゃいます」
と可愛い笑顔で彼女もまた熱く語り始めた。
これでは治療というより、もはやちょっとしたはやぶさオフ会状態である。

はやぶさが帰還してからもうすぐ一年。いつまでも色褪せないで人の心に佇むはやぶさの偉大さに改めて感動を覚える。はやぶさ帰還には多くのことを学ばせてもらった。功績にも、はやぶさを支えた技術者にも、そしてはやぶさ自身にも。大気圏再突入時にはやぶさが放った光はこれからも私をはじめ多くの人々の心に輝きつづけるのだろう。

思わぬ相手と思わぬ話ができて本当に楽しかった。これも、はやぶさが結んでくれた縁に違いない。




そして、彼女の愛車は隼らしい。
もしも何もかも捨てたくなったら、隼で全国を飛び回り、各地で歯科衛生士として働きながら旅をしたいと言っていた。
それはそれで素敵だ。

最後、彼女にはやぶさ君ストラップを自慢し、歯医者タイムは終了。

ヤニで汚れた歯が白くなった。表面がつるつるして気持ち良い。
一日中蒸し暑くて元気力エネルギーを多く消耗したが、たくさん笑って回復できた。



HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】


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スズラン

2011年05月10日 | Weblog
昨日から会社の女子トイレにすずらんの花が飾られている。
誰が飾ったかは不明(たぶん人事部長(女性)かな)。

それが愛らしいの、なんのって!
可憐な花がコロコロ笑っているようだ。

昼休みに思わず写メってしまった。
用を足すついでに毎回すずらんの香りも楽しんでリフレッシュ。
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