世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

獨協大学 天文・宇宙Week

2011年05月22日 23時26分53秒 | Weblog
昼過ぎまで睡眠。むくっと起きて身支度を整える。

今日はデートの日。
相手は、小惑星探査機はやぶさである。
オメカシのレベルといい、気合いの入れっぷりは昨日の合コンと五分だ。

獨協大学 天文・宇宙Week



行く前にクリーニング店のオバサンにもはやぶさの素晴らしさを力説。
オバサンもはやぶさのファンらしい。
「楽しんできてね」と送り出された。

はやぶさのカプセルは今まで3回見た。
2010年11月03日「空と宇宙展-飛べ!100年の夢」
2010年08月29日2010年、夏。私、恋をしました。
2010年07月31日愛しいあなたのもとへ



また見たくなり、草加に初上陸。
はやぶさを好きになり、追っかけをすることで私はそれまで行ったことのない土地に上陸を果たしてきた。
淵野辺、府中、そして草加。
彼氏ができて行動範囲が広がる女子を散見するが、私のこの行動もその一つなのかもしれない。


さて獨協大学。


帰還後、様々な土地を行脚してきたはやぶさカプセルはまた私の前に姿を現してくれた。
火の鳥になったはやぶさの先で光り輝いていたカプセルが、今まさに私の目の前にあるという事実を上手く飲み込めず、つい気が遠くなってしまう。
「これが3億キロ離れたイトカワに行ってきたのか」
という高揚は初めて見たときと変わらない。スゴいよ!スゴすぎるよ!

想像もつかないほど高度な科学技術、それに応えたはやぶさの健気さにトキメキを隠せない。
火傷を負ったヒートシールドを見ると「熱さに耐えてよく頑張ったね」と涙が出そうになる。

続いて講演会。
はやぶさに関わった人の話を生で聞けるだなんて!感激。

「「カプセル」を最初に開けた感動の瞬間から始まった「イトカワ」微粒子の解明」(中村智樹東北大学准教授)

イトカワの欠片の分析方法を私にも解るように丁寧に解説してくださった。
プロジェクターの動画で、はやぶさが持ち帰ったサンプルの開封シーンなんてドキドキしながら見てしまった。
まるで外科手術のような繊細な手順を踏んでいることを知った。
開封するときの緊張感、半端ないんだろうな。スゴいなあ。

会場には東映の方もお見えになっていて、壇上にて渡辺謙主演のはやぶさの映画の宣伝もなさっていた。渡辺謙が川口プロジェクトマネージャーを演じるらしい。早く観たい!楽しみ。

前々から欲しかったはやぶさのぬいぐるみをGET!
可愛いよ。
可愛いすぎ。
食べちゃいたいぐらい!


何か屹立していると思いきや、サンプラーホーンじゃん…!!!


久々にはやぶさのカプセルを拝めて大満足。

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合コンにおけるクマの習性

2011年05月22日 23時14分47秒 | Weblog
5/21(土)
合コン開催日。
待ちに待った合コンである。
夕方から1時間かけてメイクに没頭。マスカラ重ね塗りで、睫毛、盛り盛り~。

駅の改札にて集合。
今日の飲み会には親友わたを呼んだ。
わたは小学校3年の時からの親友である。
会社関係者とわたが一緒にいる光景が超新鮮だった。

一次会。
合コン前に女子と殿方先輩とで軽く飲む。
前回の草食系殿方と再会。しかし進展なし。


二次会。
店を変えて二次会。てかこれが本戦。合コン要員殿方投入。話は聞いていたが、彼らは本当に肉食であった。異文化コミュニケーション炸裂。
そんな肉食系殿方からニックネームを賜った。
「団地妻」
である。醸し出す雰囲気がそうらしい。謎。

眼鏡男子で7:3分け前髪がいた。話を聞くと結婚願望もなく子供嫌いらしい。
キタコレー!
私の好みと完全に一致しているではないか。どんぴしゃ!
私は砂漠でダイヤモンドを発見したんだ!と、気分的に超盛り上がった。

ヒグマの習性が頭を過る。
1. 狙った獲物を得るためには、執拗に何度も攻撃を繰り返す。
2. 一度手に入れた獲物に対して異常に強い所有本能がある。
3. 獲物があるうちは、その付近から絶対離れない。
4. いちど人間の弱さを知ると、人数に関係なく襲撃して来る。
5. 飽食していても、なお獲物に執着して襲いかかる。

そんな行動を展開。
しかし彼の次の言葉で一気に消沈。

「煙草吸う女性は…ちょっと」

何もかも終わった。
オワタ\(^o^)/
お疲れさまでしたあ~!
禁煙なんていう文字は私の辞書にはないから。
あとは十分に必要条件を満たしていたんだけどな。残念。


終電がなくなったので三次会突入。
場所は、まさかの場末のスナック!異空間すぎるぜ。
殿方たちはソファで熟睡モードに。何このやる気のなさは!

店内にはカラオケの設備があり、勝手に歌える。
あっちの方にいる真面目なサラリーマン風の殿方(一人で入店)がさっきから気になる。
彼は「決戦は金曜日」などを歌うのである。いや、歌えないのに首を傾げつつ歌おうとするのである。わたと苦笑。
「寒カラで対抗すっか?」
と最初は生暖かい目で見ていたのだが、その真面目そうなサラリーマンが入れた一曲がわたの逆鱗に触れた。
わたはサザンの熱狂的なファンである。そんな彼女の前でその彼はこともあろうにKUWATA BANDの歌を…!
おそろしや~。

水割りをちびちび飲み、わたと話した。
つい先日も一緒に飲んだのだが募る話がたくさんある。わた大好き。
4時半前。
寝ている殿方を起こして帰る旨を伝え、わたと店を出る。
外には生まれたての初夏の朝があった。

わたと
「朝だね」
なんて呟きながら電車に揺られて帰宅。
オールなんて何年ぶりだろ。
てか、日の入りから日の出まで飲んだことは初めてではないだろうか。



私、貪欲なクマにはなれなかった。
なりきれなかった…。

頭痛を抱え、朝風呂を浴び、日が強くなるのを眺めながらそんな一人反省会を行った。

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