世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

重箱の隅にある「ヨカッタコト」

2010年01月14日 21時36分45秒 | Weblog
心療内科デー。

今日は仕事中に不快なことが勃発して、久々にソラナックス(安定剤)の世話になった。
某さんに、高圧的な態度と大声で我を通され、怒りと悲しさで手の震えが止まらなかったのである。
ソラナックスの味は、舌が覚えている以上に苦かった。
眠くなるかなと不安に思っていたのだが、神経が興奮していたので、然程でもなかった。
30分ほどすると、いい塩梅で安らかな気持ちになれた。

私は全社員の書いた稟議書の管理をしている。
今回の件は、自分で書いた稟議書の存在を忘れていた某さんが、苛立っているかなんだか知らないけれど、私に当たってきたのが発端だ。自分の非力を他人に当たることで昇華するなんて、まるで子供のするようなことではないか。朕は国家なり、のルイ14世もびっくりのトンデモ発言である。

上記のことを心療内科医クマ医師に報告・連絡・相談。
クマ医師も某さんの不遜な様子に呆れていた。

呆れながらも爆笑!
つられて私も爆笑!
二人で爆笑!!

クマ医師と話しながら、それら不条理な状況を、(今回はソラナックスを投入したが)流せる自分を発見できて、かえって良かったんじゃない?とも思えてきた。
これぞ、クマ医師マジック。

「私が気弱だから舐められるのでしょうか?」
と言ったら、
「あなたは自分が思っている以上に強いですよ。芯があります」
と言われた。

ふふ。
決して「強い」んじゃない…たぶん荒波にもまれて「強くなった」のである。

昔の私だったら、こんな一日を「負の一日」として記録していただろう。
でも、今は違う。
どんなに不快な一日でも、「イヤナコト」を一旦押入れに仕舞い、重箱の隅から穿り出した「ヨカッタコト」を虫眼鏡で拡大するというような強かさを持ち合わせていることを自分でも認めることができる。
だから今日の日記も、無事、明るく書き終えることができそうだ。

これもクマ医師のお陰である。


処方変更なし。
パキシル、マイスリー、パリエット。

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追憶の第2楽章

2010年01月14日 21時35分50秒 | Weblog
ヴィヴァルディの「四季」ったら、「冬」の第2楽章である。
(今日、このことを書こうとしていたらNOBLE殿(マイミク)もブログで書いていらしていた。あまりの偶然にびっくり)
「春」が有名だが、私は「冬」、しかも第2楽章が好きなのである。
だいぶ以前、「この曲を聴くと、日本のどっかの田舎の冬を回想する」とこのブログに記載した。
どうしてだろう。
10年ぐらいずっと疑問に思っていたのだが、先日、ついにその謎が解けた。
NHK「みんなのうた」で、この楽曲を使用した歌がある。
そのとき流れている画像が、これまた田舎の風景なのである。
たぶん、これをリアルタイムで観ていた私が記憶に留めていたから、「ヴィヴァルディの冬(第2楽章)=日本の田舎の風景」と相成ったのだろう。

長年のもやもやがやっと消えた。

ヴァイオリン協奏曲集「四季」より「冬」第2楽章/A.ヴィヴァルディ


「白い道」(北原ミレイ)
Minna no uta  - Shiroi michi


アニメバージョンもあるらしい。これは覚えていない。
「白い道」(北原ミレイ)

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