世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

巻き巻き巻き髪

2010年01月16日 23時07分48秒 | Weblog
土曜出勤日。
先月から続いていた土曜出勤。今週でとりあえず終了。

今日は気が向いたので、巻き髪で出勤した。
母が愛用していた年代物のホットカーラーを駆使し、朝一番に巻き巻き巻き…。その間、メイクをしたりサンシャイン牧場をしたりできるので、真っ直ぐにブローするより巻き髪の方が実は楽なんである。また、首回りに層ができるので、若干あたたかい。
ただ、多い上に尻まで届く長い髪なのでカーラーが足りなくなってしまうのが目下の悩み…。

豪快に巻いた髪について、周囲の反応は様々だ。

「スナックのママみたい」
「そっちの方がいい」
「雰囲気変わりますね」

楽して誉められるだなんて!
素晴らしいぞ。巻き髪。
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大晦日の歳

2010年01月16日 23時04分24秒 | Weblog
会社帰りに、喫茶店に寄った。

今日は、12月分の経費が確定したので、その数字と先月から作成していた予算(来期12月)とを比較していた。一日中パソコンとにらめっこしていたので、相当疲れた。
苦いコーヒーと煙草を体内に入れ、早く気力を補給したかった。…家に帰るまで待てなかった。

隣の席には年配の男女が座っていた。どうやら知り合いではなく、さっきこの店で知り合ったっぽい。女性がここぞとばかり自己アピールしていて、男性は専ら聞き役だ。
聞き耳を立てるつもりは毛頭なかったのだが、女性の声が大きくて、自然に話が耳に入ってきた。

東京の私立中学からエスカレーター式で私立高校に進学。先生に薦められるがまま、銀行へ就職。弟が二人いたので経済的な理由から大学進学を諦めざるを得なかった。その後結婚して娘を産んだ。
以上が彼女のヒストーリーである。
年代から考察すると、彼女は典型的な満たされた東京のマダムであることが分かる。

そんな彼女から出た痛烈な一言。

「私(わたくし)たちの時代では25歳過ぎで独身だったら、売れ残りと言われていましたでしょ?ふふふ。クリスマスケーキと一緒でしたのよ。おほほ」

そっかー。
12月25日過ぎのクリスマスケーキ=売れ残り…。

25歳を6年前に迎え、来月32歳になる私は、いつの間にか本のページを捲るのを忘れるほど、彼女の話を耳ダンボにして聞いていた。

12月のカレンダーには31日まではあるが、32という数字はない。
じゃあ、元旦に相当するんだろうか…などと考えてしまった。

31歳。
大晦日の歳も、あと1ヶ月弱で終わる。
元旦の歳を清々しく迎えたい。

しかし、それにしても。
独身への風当たりが今よりも厳しかったという、彼女と同年代に生まれなくて本当に良かった。
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