世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

水の中の世界

2010年01月24日 22時40分59秒 | Weblog
せっかく葛西臨海公園に来たのだから、葛西臨海水族館に入場。5年振りぐらいだろうか。
530種類、45,000点の生物がいるこの水族館は、見所がたくさんあって楽しい。




まずは、何だかよくわからない魚の群生がお出迎え。ヒッチコックの「鳥」ならぬ「魚」状態だ。集団行動が苦手な私には、こんな生活は無理だろう。


マグロの回遊。
中島みゆきの「時代」を思い出す。♪まわるーまわるーよ、時代はまわるー


「美味しそう」「トロ、何人分だろう」という会話がそこらかしこから聞こえてくる。
このマグロ、死んだら食べられるのかなと思っていたのだが、パンフレットによると死亡原因を調査された後のマグロは肥料になり、公園に撒かれて土に帰るんだそうだ。

薄暗い室内に、マグロたちがぐんぐん泳ぐ水槽がぼんやりと浮かび上がるこの空間は、この水族館の目玉だ。
椅子に座り、暫くの間、ぼんやりとそれを眺めた。


陽気な熱帯魚たち。




この子、ずっと私の前から離れなかった。


蛍光色だぜ。
誰かに悪戯されちゃったのか?




岩の下の人、やる気なし。



アカハタ
今日一番可愛いと思った魚。
大きな目がキュート。


サンゴイソギンチャク
手塚治虫の「火の鳥(宇宙編)」に、こんなのいなかったっけ?


名前失念。
海に咲く花みたい。


ペンギン。


指を出したら貪ろうとしてきた。
愛嬌があって可愛かった。



ウニ。
美味しそう。触れることが可能ということで、つんつんしてみた。硬かった。



ランプサッカー
愛嬌のある顔が何とも言えない。
腹びれが変化してできた吸盤で、岩などにくっつくのだそうだ。
ランプサッカーの卵はチョウザメの卵(キャビア)の代用品にもなっている。




世の中には多種の魚が存在してるんだなあと改めて思った。
嗚呼、楽しかった。
明日からまた仕事。
パワー充電完了!!
頑張るぞ~。



おまけ
その後、豊洲経由でヴィーナスフォートに行った。
最近、3階部分がアウトレット(都内初)になったので気になっていた。
室内にいるのに、まるでヨーロッパの町の中を歩いているかのよう。
久々に来たのだが、けっこう面白かった。
好きなテナントが撤退していたので、何も買わずに終了。






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ナルシストの群れ

2010年01月24日 22時32分15秒 | Weblog
大寒も過ぎ、私の誕生日も近づいたこの時期に咲く花がある。
水仙だ。
今日は水仙を見に、葛西臨海公園に行ってきた。
天気もポカポカ日和。セロトニンを活性化させるには絶好の日である。

水仙には伝説がある。美少年が池に映る我が身をずっと眺めていたら、やがて水仙の花になってしまったというもの。
花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」「エゴイズム」
ナルシストの語源は彼の名前・ナルキッソスが由来らしい。
自分大好きな私はこの花にシンパシィを感じてしまう。
ナルキッソスの肩をポンと叩き、何も言わず、そっと頷いて差しあげたい。

葛西臨海公園駅に到着。
まず、噴水がお出迎え。


続いて国内最大級の観覧車が見えてくる。(修理中で停止していた)


水仙の咲いている場所は一面に上品な香りが漂っていた。
たまご色のふんわりとした花弁がいとおしい。
風が吹くと微笑むように揺れる。可愛い奴め。






吉熊、久々の花だね。良い匂いがするね。



次回はあの観覧車に乗りましょう。


水仙になる前の美少年ナルキッソスを想う。
こんなに可憐な花に身を変えるぐらいだから、よっぽどイケメンだったんだろうなあ。
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