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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

一泊二日の帰省

2009年03月15日 | Weblog
昼近くまで布団でコロコロし、起きたら母が買っておいてくれたメロンパンと炒めものでブランチ。
居間には春らしい日差しが降り注いでいて
「幸せだなぁ」
と、つい加山雄三のように囁いてしまう私。

我が家の庭に咲くクロッカス。


花が好きな母は庭に多種多様な草木を育てている。
冬の間に培われた生物のパワーが、庭のあちこちから芽吹いているのを感じた。

今日は天気が良かった。

昼過ぎ、両親と真岡の井頭公園にお出掛けをした。


公園の中心には大きな池がある。
その池には鴨や鯉が悠々と泳いでいる。
我が家の人々は食パンの耳を保存しておいて、ここに来る際に必ず持参をする。
で、ひたすら餌付けを楽しむんである。
特に、普段はおとなしい父が気が狂ったかのように餌付けする様子は凄まじい。
一種の支配力が為せる技なんだろうか。

私は池の縁で四つん這いになり、パンの耳を水面に近づけた。

鯉が寄ってくる。
唇をびょょ~んと伸ばして一生懸命にパンの耳にありつこうとする鯉たち。
彼らが食べようとする寸前にパンの耳を引く。
フガフガいいながらがっかりする鯉の様子が面白く、何度も繰り返す。

「愚か者が!」
とか言い放つしまつ。

次第にサディスティックな気持ちが私の中で芽生え、
「ひっひっひっ~」
と怪しい声を上げながら餌付けしている自分に気づく。

鯉も学習するのだろうか。
次第に私のエリアからは遠ざかり、ノーマルに餌付けをする父の方へ移動していった。
鯉、頭良い。

鯉に無言の放置プレイを強いじられた私は、四つん這いをするただの変なオバサン…。


園内を一周。


みどりの相談所にて思わぬ花との遭遇。チューリップタイムという椿の一種らしい。


帰りにFKDインターパークに寄り、プラプラ。
雑貨店にて桜の葉書を購入(帰省のあとは毎回両親に感謝の葉書を出している)。

夕御飯はお好み焼き。
ホタテ、コーン、山芋、キャベツ、卵、ツナ、肉が入った豪華版お好み焼き。

多目に焼いて、持たせてくれた。明日の朝、食べよう。

美味しいものをたくさん食べ、快速ラビット号で東京に帰る。

宇都宮に住むことはもうないと思う。
こんなにも両親といて楽しいのに。
でも、一人暮らしの気楽さが体の隅々まで滲んでいる私には、この一泊二日の帰省が一番ちょうどいいのかもしれない。

荒川を渡ったり、やがて私は東京の毒女、いや独女モードに切り替える。

明日からも頑張ろう。
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