世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

現実から夢の世界へ

2009年03月30日 22時52分37秒 | Weblog
久々に稟議書の持ち回り決裁をした。
社長などの偉い人に決裁印をいただくんである。
捺印の際に何を訊かれても答えられるよう、ある程度の情報を頭に入れていく。
決裁欄に快く捺印してくれることはあまりなく、多少の嫌味を土産に持たされる。

仕方がないことだ。
経営者は、0円以上のもの全てを高いと思うぐらいではないといけないんだろう。きっと。

残業後、タイムカードを押し、退社後モードに切り替える。
いざ夜桜見物へ!

六義園の夜桜ライトアップが明日までとのことなので、急遽行くことにした。


染井門まで六義園を囲むように、100メートルぐらいの行列ができていた。
こんなこと、初めてである。
最後尾に並び、15分ほど待ってから入門。
更に、桜のあるところまで夜道を歩く。
まっくらくらいくらい~♪

漆黒の木々の隙間から、やがて煙のような薄紅色の物体が見えてきた。

一度目を瞑り、深呼吸をして、目を開ける。

あまりの衝撃に、こうしないと感動が急騰してしまい、涙が出てきそうだったから。



今年も会えたね。
六義園の枝下桜。










幽玄で艶やかな夜桜。

時々風が吹くと、くすぐったいのか、静かに微笑む花々。
この美しさはきっと奇跡の産物なんだと思った。
もしくは、限りなく夢に近い現実の光景。



隣の小降りな枝下桜から、花びらがはらはらと舞い落ちてきた。
桜吹雪。

昼間の疲れが一気に吹き飛んだ。



池の中島もライトアップされていた。
水面に映る様子も大変美しい。
静かな夜。
漂うソースのにおい(お腹が減ったので出店にて焼きそばを購入)。



花びらの灯火。



いやー。
桜を撮影するのって難しい。


昨年、飛鳥山でプロのカメラマンさんに撮影してもらった桜With吉熊。
吉熊の写真で一番好き。

こういうのを見ると、なんか自分の下手さに幻滅してしまう。


ま、仕方ないわな。
これもご愛嬌~♪
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