世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

鳩と私

2009年03月05日 22時57分49秒 | Weblog
久々の日照。
ここぞとばかり、陽の光を浴びて光合成すんぞ。
体内の葉緑素がウズくぜ(植物かYO!)。

ってなことで、昼休みは会社近くの公園でランチ。
仕出し弁当をぶら下げて。
コートを羽織り、てくてく歩く。

ベンチに腰掛け、弁当を食べていると、鳩が一匹やってきた。

鳩を嫌う人は多い。
あの首筋辺りの光加減がキモいとか、あの変な動きが生理的に駄目とかいう理由で。

私はいたって平気。
二荒山神社の鳩を手なづけた実績を持つ私は割と鳩が好きである。

「おー。これを食べなさい」

と、ご飯粒を少しだけ地面に投げた。

鳩は
「クルック…クルック」
と鳴きながら、飯粒を頬張った。

かわいいでないの。
太陽光線を浴びた私は、セロトニンが活性化されたせいか、気持ちに余裕があったのかもしれない。

暫く鳩と戯れていた。

感傷に浸り、

「あなたも私もひとりぼっちね」

などと呟いたりしていた。

しかし、今まさに食べているおかずが鳥の唐揚げで、ちょっとだけ気まずさを感じたりしていた。


ぱさーっ

…!?

ぱさぱさーっ

…何!?

振り返ると、複数の鳩たちが群れを成して飛来してくるのが見えた。


「クルック…クルック、クルックッ!クルックッ!クルックッ!クルックッ!」

次々と着地した鳩たちはクルックッの大合唱をしながら私の周囲を取り囲む。

既存鳩は「これ、俺が先に食ってたんだよ」と言わんばかりに飯粒を独占しているし、新しくやってきた鳩は「俺にもよこせ」と暴力沙汰を起こす。


…もうッ!

一匹の鳩なら可愛がれる。

でも複数は無理だ。
鳩の羽ばたきにより、辺りが急に埃っぽくなってきたので、マッハで食事を終えて撤収!

そんなこんなの昼休み。
セロトニンが活性化されたせいか、午後は予算作成を完了できた。

科目によっては若干厳しい数字になったかもしれない。

あとは吉熊上司にチェックをしてもらうだけ。

「ここ違うよ」
と指摘され、豆鉄砲を食らった鳩のようにならないよう手塩にかけたつもりだが…。

どうなることやら。
クルックッ!
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あたたかい気持ち

2009年03月05日 22時56分05秒 | Weblog
中学時代の男友達から電話。

単身赴任中(2月14日)、二人目の子が産まれたとのこと。
地元・栃木にて一人で産んでくれた妻に宝石をプレゼントするんだと言っていた。

「あのさ、2月の誕生石ってよー、何だべ?」
と照れ臭そうに話す彼。

優しいなと思った。

明日、御徒町でプレゼントを買い、栃木に帰って、初めてその子と会えるんだと嬉しそうに話していた。

短時間の電話だったけれど、あたたかい気持ちが感染したよ。

ありがとう。
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