世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

月の支配

2009年03月11日 22時59分17秒 | Weblog
今宵は満月。

クレーターがくっきりと浮かび上がり、ウサギが餅つきをしている様子もちゃんと確認できる。

私の住む町は下町で、民家が密集している。
家々を縁取る細い路地を歩いていると、夕御飯のカレーの匂いや風呂場の換気扇から石鹸の香が漂ってきて、私の鼻腔を優しく掠める。

それらを確かめ、月明かりの下を歩く。
あたたかい気持ちになる。


月の満ち欠けは女性の体に様々な影響を与えるという統計を読んだことがある。
私自身、生理が近づいているせいか、今日はとても頭が痛かった。
決裁済み稟議書の処理をしていたんだが、モタモタしてしまった。

いわゆるPMS(月経前症候群)というやつだ。

30歳を越えたあたりから、生理痛は軽減したものの、PMSの症状が辛くなった。
パキシルを飲んでいるせいか、イライラはしなくなったのが不幸中の幸い。

でもあと2週間もしたら生理後になっていて、この苦痛をケロっと忘れているんだろう。
そんなリズムが私の体に宿り、20年になる。

きっと私の体調は月に支配されているだ。

なんて神秘的なんだろうか。

そう思って乗りきらないとやってらんない。
コメント (2)