心療内科デー。
待ち時間2時間30分…。
持っていた本を読破してしまった。
「女が仕事について考えておきたいこと」(伊東明)
明るくハキハキとした女子マンセー!みたいな内容だった。
からかわれたら流すぐらいじゃないといけません…だってお。
流せていたら、こんな場所に通院してないっつーの。
21時を少し過ぎた頃、名前を呼ばれた。
「こんにちはー」
今日のクマ医師はスマイリーだった。
スマイリングクマ医師。
横の髪が少し短くなっていて余計に熊々しい。いとおかし。
話を頷きながら聞く様子も、クマに似ている。
さっき読んだ本に感化されたのだろうか、私。
語尾がはっきりとした口調になっていた。
「だいぶ良くなりましたね(キラリ★)。どうして以前より割り切れる考えになったのでしょうか?」
とクマ医師。
「先生からいただいた珠玉の名言をブログに書いて、たまに反芻してますから。無意識に刷り込まれているんじゃないですかね」
と私。
まさかの暴露。
暴露してクマ医師の反応を見る。
ちょっとした暴露反応妨害法!?
クマ医師は今まで私には見せたことがない笑みを浮かべていた。
「ありがとうございます」
と照れていた。
ナゼか私も照れていた。
これでは、全日本照れ笑い大会関東甲信越ブロック決勝戦のようである。
繁々と電子カルテに見入るクマ医師。
「では、そろそろ減薬を考えてみましょうか」
とか言った。
「重いコート脱いで出掛けませんか?」
そんな風に。
言ったんである。
途端にトーンダウンする私。
井戸から這い上がってきた貞子みたいな暗い顔になっていたかもしれない。
だってそうじゃないか。
私とパキシルは、もはや離れられない関係にある。
なんつーの?
契りを交わした、みたいな。
できるならば、一生添い遂げてもらいたい。
私の横にはいつも彼(パキシル)がいて、永久にともに、なの。
コブクロの二人以上に離れられないんである。
なんなら、B'z、Wink、ゆずでも可。
パキシル減薬のタイミングだって彼は言うが、本当に大丈夫なんだろうか。
また元のように「どうでもいいこと」をどうでもいいと考えられなくなってしまうんではないだろうか。
こんなに幸せな今のような生活をパキシル無しで営めるのだろうか。
不安。
不安。
不安。
不安。
不安。
涙が出てくるぐらい不安…。
「いきなりは減薬しませんよ。ちょっとづつ減らしてみませんか?考えてみてください」
と言われたけれど。
考えなくても答えは出ている。
でも、信頼しているクマ医師が仰るんならば…。
底無しに真っ暗な森の中。
私は、差し伸べられたクマの手のぬくもりを頼りに、
前に歩こうか。
否か。
迷っている。
そんな感じ。
待ち時間2時間30分…。
持っていた本を読破してしまった。
「女が仕事について考えておきたいこと」(伊東明)
明るくハキハキとした女子マンセー!みたいな内容だった。
からかわれたら流すぐらいじゃないといけません…だってお。
流せていたら、こんな場所に通院してないっつーの。
21時を少し過ぎた頃、名前を呼ばれた。
「こんにちはー」
今日のクマ医師はスマイリーだった。
スマイリングクマ医師。
横の髪が少し短くなっていて余計に熊々しい。いとおかし。
話を頷きながら聞く様子も、クマに似ている。
さっき読んだ本に感化されたのだろうか、私。
語尾がはっきりとした口調になっていた。
「だいぶ良くなりましたね(キラリ★)。どうして以前より割り切れる考えになったのでしょうか?」
とクマ医師。
「先生からいただいた珠玉の名言をブログに書いて、たまに反芻してますから。無意識に刷り込まれているんじゃないですかね」
と私。
まさかの暴露。
暴露してクマ医師の反応を見る。
ちょっとした暴露反応妨害法!?
クマ医師は今まで私には見せたことがない笑みを浮かべていた。
「ありがとうございます」
と照れていた。
ナゼか私も照れていた。
これでは、全日本照れ笑い大会関東甲信越ブロック決勝戦のようである。
繁々と電子カルテに見入るクマ医師。
「では、そろそろ減薬を考えてみましょうか」
とか言った。
「重いコート脱いで出掛けませんか?」
そんな風に。
言ったんである。
途端にトーンダウンする私。
井戸から這い上がってきた貞子みたいな暗い顔になっていたかもしれない。
だってそうじゃないか。
私とパキシルは、もはや離れられない関係にある。
なんつーの?
契りを交わした、みたいな。
できるならば、一生添い遂げてもらいたい。
私の横にはいつも彼(パキシル)がいて、永久にともに、なの。
コブクロの二人以上に離れられないんである。
なんなら、B'z、Wink、ゆずでも可。
パキシル減薬のタイミングだって彼は言うが、本当に大丈夫なんだろうか。
また元のように「どうでもいいこと」をどうでもいいと考えられなくなってしまうんではないだろうか。
こんなに幸せな今のような生活をパキシル無しで営めるのだろうか。
不安。
不安。
不安。
不安。
不安。
涙が出てくるぐらい不安…。
「いきなりは減薬しませんよ。ちょっとづつ減らしてみませんか?考えてみてください」
と言われたけれど。
考えなくても答えは出ている。
でも、信頼しているクマ医師が仰るんならば…。
底無しに真っ暗な森の中。
私は、差し伸べられたクマの手のぬくもりを頼りに、
前に歩こうか。
否か。
迷っている。
そんな感じ。