世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夏休み最終日

2007年08月16日 22時33分05秒 | Weblog
8/16

朝から暑い…。
クーラーの効いた部屋で母と話をしたり、
アイスを食べながら庭をウロウロしたり、
新井素子さんの「くますけと一緒に」を読んだりしていた。


昼下がり、網戸を開けて縁側から朝顔を眺めた。
大きな葉の裏側をまじまじと観察。
夏の光に透かしてみると、張り巡った葉脈が見える。
その葉脈で迷路遊びをした。

そう言えば、小学校時代の夏休みもこんなんだったなあ。

もう二度と、ああいうゆっくりとした時間とは巡り会えないと思っていたのだが。
まさか29歳の夏に、再び小学生的夏休みを体験できるだなんて。

しかも宿題がない。
母は「お手伝いしなさい」と命令してこない。

嗚呼、なんて素敵なんでせう。


しかし、時は無情にも流れ流れて…

明日から仕事

だったりする。

穿きすぎたパンツのゴムのような伸びきった時間は、もうすぐ終りだ。

体が相当鈍ってしまった。
仕事モードに戻すのは困難な気がする…。

休み中、1日3箱だった喫煙量は元の量に減らせるのだろうか。
てか、今夜、眠れるのだろうか…。マイスリー、追加ナイトかな…今宵は。

そんなこんなで、少々憂鬱。

でも、私には新たな目標があるではないか!
そう。

しっかり稼いで、また尾道に行く…という夢が。
前を向いていかなくっちゃ。

がんばるん♪


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夜の蝉

2007年08月16日 22時32分36秒 | Weblog
8/15

夕方の電車で東京から雀宮に帰省。
母のリクエストに応え、尾道で買った豆、そして弟への土産(尾道ラーメン)をトランクに入れての帰省。

先日、母はパソコンを購入した。
ネットができるというので、このブログをこっそりと閲覧。
自分のパソコン以外のパソコンで自分のブログを観るのって、けっこう照れる。

それにしても、母のパソコンの機能には驚いた。
鮮明な画像、そして使いやすさ。
機械音痴の私でも、その凄さは分かった。
そればかりではなく、母の口から「ログイン」とか出てくるのにもびっくりした。

深夜、両親が寝た後、お風呂に入った。
タオルで頭を拭きながら廊下を歩いていたら、庭から蝉の鳴き声が聞こえてきた。
廊下右の応接室には祖父の盆飾りが誂えてある。
日中、親戚が集まったらしく、仄かに線香の香りがする。

暗闇の庭で、狂ったように鳴く蝉。

私にはそれが祖父の声に聞こえた。



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