世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「その他大勢」の一日

2007年08月01日 22時06分04秒 | Weblog
夕方、トイレの窓から夕日を見た。
茜色の太陽が、西に消えようとしている。
私の「今日」も、あの西の彼方へ…。
嗚呼、今日もバタバタして終ってしまった。
10年後、2007年8月1日を振り返っても、この日はきっと他の日に紛れて、夕日のように忘却の彼方へ紛れてしまうんだなあ。

そうやって今まで生きてきた。
記念日や余程の事件が無い限り、「その他大勢」の一日は、私の記憶の片鱗にもならずに消えていった。
これからもそうなんだろう。
落ちては、また翌日昇る、あの太陽のように。



追伸
残業を終え、帰宅。テレビ東京「いい旅 夢気分スペシャル」にカコイイ殿方が!

その名も加藤剛。

映画「砂の器」に出たときも素敵だったが、69歳の今の加藤剛も素敵。
高い鼻筋といい、
黒々ふさふさの髪も、
すらっとした指も、
甘い声も、
…はぁ~と溜め息が出るぐらいに良い。

加藤剛は番組で蓼科を旅していた。

味噌酢で高原野菜を食べる加藤剛。
温泉に浸かるすべすべお肌の加藤剛。
温泉から出て、浴衣を着て日本酒をたしなむ加藤剛。
高原を散策し、花を見ている加藤剛(この時は眼鏡をかけていた)。
最後は蕎麦を食べる加藤剛。
品があってセクシーで…全てがサマになる、加藤剛。

膝が冷たいなぁっと思い、よく見たら自分の涎だった。
ブラウン管の前で、私は加藤剛を見ながら涎を垂らしていたんである。

嗚呼、素敵だわ。
あんな殿方と一緒なら、家から一歩も出ずに「いい旅 夢気分」を味わえるのに…。
垂らした涎をティッシュで拭いながら、色々と妄想をしてしまう。

今日一日の疲れと夏風邪が、一気に和らいだ。
「その他大勢」の一日でも、素敵なことがいっぱい詰まっているものだ。

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