世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

8/14 8.サウダージ

2007年08月14日 23時47分22秒 | Weblog
17:00広島発。

私の夏は終わった。
360日、あんなに楽しみにしていた夏。
あの夕日の彼方に、今、落ちかけている。
祭りの後のような寂しさ…。
今回もダイヤモンドのような思い出がたくさんできた。
美しい景色、風、音色、美味しいもの、人の優しさ…。

「また来ようよ…ねぇ?」
トラベルブルー気味の私に、吉熊が言った。
そうね、また来よう。360日我慢して、また来よう。

また来よう…その希望こそが、今、私を動かすダイヤモンドだ。
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8/14 7.お好み焼き

2007年08月14日 23時46分45秒 | Weblog
広島の駅ビルで、お好み焼きを食べる。
目の前の鉄板で、ジュージュー焼いてもらった。
中身はうどんかそば…どちらかを選択できるのだが、当然私はうどんを選択する。
殆んどの人はそば派らしいんだが、私は断じてうどん派。

今回の店では、おたふくソースではなく、カープソースだった。
さっぱりしていて、でも濃厚。


ペロリと平らげてしまった。

8/14 6.縮景園

2007年08月14日 23時46分13秒 | Weblog
広島城からテクテク歩く。
縮景園へ。

前々から気になっていたこの庭。
2年越しの夢が叶い、ようやく来ることができた。

庭には、池がある。
その中に、小さな島がいくつか作られていて、何とも風流。

駒込にある六義園同様、日本庭園って心が和む。

時間の関係上、少し急ぎ足…!

8/14 5.広島城

2007年08月14日 23時45分21秒 | Weblog
広島城。
戦後、複製された城だが、風格がある。
シックな感じが好き。

8/14 4.基町環境護岸

2007年08月14日 23時44分29秒 | Weblog
相生橋を渡り、「夕凪の街 桜の国」ロケ地マップ片手に、基町環境護岸をプラプラ歩いた。
海の方から吹く風が気持良い。
あの映画のヒロイン皆実のように、裸足になって歩いてみた。

広島に原爆が投下された当時、「放射能汚染により、これから70年、広島には草木は生えない」と言われていた。

でも、私の足の裏をチクチク刺す芝は、瑞々しいほどの生命力に満ちているではないか。

復興の街、広島。
私が毎年、広島を訪れるのは、そんな力強さに魅了されているからだろう。


8/14 3.原爆ドーム

2007年08月14日 23時43分45秒 | Weblog
62年前の惨事を伝える生き証人、原爆ドーム。
あの光を受ける前は、産業奨励館という建物だったらしい。

原爆資料館に入ろうとしたら、長蛇の列。
200メートルはあっただろうか。
入場を断念した。

しかし、地下の企画展(無料)は、人数もまばら。
新たに寄贈された遺品や原爆に関する本が集められた図書館、企画展「海外からの支援」を観た。
目の前にある遺品たちは、あの光を受けた。
原爆投下後、時計の主は、寄贈者が捜索した時には死んでいた。
また、朝食の際に原爆が落ち、崩れかかる家から無我夢中で逃げた寄贈者は、ふと我に帰ってみたら茶碗を握り締めていた。…その時の茶碗だとか…。

「海外からの支援」は、原爆投下後、被爆者のあまりにも残酷な様子を見た海外の人からの支援が写真などに収められていた。

階段手前で、映画「夕凪の街 桜の国」のロケ地マップを入手!

スンバラシイ♪

さっそく、平和記念公園から見える、映画に出てきたラブホテル「オリエンタル」は確認できた。

8/14 2.平和記念公園

2007年08月14日 23時42分59秒 | Weblog
今年も平和記念公園を訪れた。

この舗装されたコンクリートの下では、62年前、苦しんで亡くなった人々がたしかにいたんだ。

「水をください」
そう言って、全身に火傷を負い、死んでいった罪の無い人々。

もし、自分が…
もし、家族が…
もし、友達が…
もし、親戚が…
もし、会社の同僚が…
そう思ったら、凄く怖かった。


8/14 1.ロココ満載

2007年08月14日 23時42分27秒 | Weblog
ロココ満載な某ホテルのロビー。
部屋も古いながら、掃除が行き届いていた。
しかし、廊下がこの世のものとは思えぬほどの暗さだった。
赤い絨毯といい、…怪奇特集番組に出てきそうな雰囲気。
エレベーターから部屋まで歩く途中、あやうく失禁しそうになった。

8/13 9.ヒロシマ

2007年08月14日 23時41分32秒 | Weblog
柳井から広島に戻る。
午後10時半。

街は大きいが、まだ午後10時半なのに閑散としていた。

ちょうど62年前、ここでたくさんの人が苦しみながら死んでいった。
拭い去ろうとしても、その強烈な悲しみは、ホテルまで歩く私についてきた。

お風呂に入り、オネム直前。
…旅、最後の夜。

明日は、どこを回ろうか?吉熊。

Zzz…。

あら、もう寝ちゃったのね。