晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

春彼岸

2014-03-21 21:31:25 | Weblog
 お彼岸のお中日はお寺参りとおぼた(牡丹餅)です。
変わりはないけれど、やはり春彼岸はおぼたでしょう。昨日、現代鍋が働いた小豆こしあんとインゲン白こしあんが今日の主役です。
 ≪おぼた三種≫
 ◎定番の小豆あんで包んだ赤福風
 ◎中心に小豆あんをそっとしのばせ、きな粉をまとったきな粉おぼた。
 ◎ヨモギを練り込んだご飯に白あんをしのばせた、わが家の春の若草おぼた。
  (毎年、楽しみで作る桜の塩漬け<適期>をトッピング。 
 何をしても協力的なわが家です。
    
 あたし、丸めるヒト。ぼく、味みるヒト。
 これだけ作れば、婆は彼岸会法要に大急ぎで菩提寺までかけ足、かけ足。

 大勢のお参りで読経が行われます。古くから伝わる彼岸法要のお話なども興味深く聞き入っておりました。
 昔はこの日、お経が続く中、シンバルを思わせる<みょうばち>(?だったと思うけど・・・間違いだったらごめんなさい、御坊様。)が鳴ると外で遊んでいた子供たちはいっせいに集まりお供えのお煎餅をいただいたのだとか・・・。
 その名残から今日は
    
 菩提寺からは、お煎餅にかわり現代はふくろう寺オリジナル<餅どら> 銀座 あけぼの
 法要檀家様からは、大手まんじゅう 岡山では知らない人はいないかも・・・。を頂戴しました。
余談ですが、大手まんじゅうの好きな亡き舅は、現代の若者のように<大手マン>と言ってましたね。

 お寺参りを終え、次なるお墓参りを巡る爺と婆の車中の会話は・・・お寺でいただいた煎餅の昔話。
この地で生まれ育ち65年の爺ははっきり覚えておりました。
 「大きな缶でお供えされた煎餅を皆で分けてもらうのが楽しみだった・・・」とね。無邪気な爺だこと・・・。
子どもにとって、昔はお寺が身近なところだったんでしょう。
 春彼岸、食べもの話で大忙しでした。

  < 春彼岸 おぼた(牡丹餅)とドラに 大手マン >
コメント (2)
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