晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

農での教え

2014-03-16 22:17:34 | Weblog
 今朝もやっぱり、いの一番にトマト苗の顔を見に行きます。
農電シートで一夜を過ごした苗たちは心なしか生き生きして見えます。足元から暖かい夜を過ごしたんですもの。

 小さなたたみ一畳ほどの苗作り用のビニールトンネルを作り上げるまでには、それはまぁ、いろいろありました。
 そもそも、婆は一人で考えながら何もかも自力でやってみよう・・・そんな気持ちで燃えていました。
 ところが、端々で爺が口をはさみ、手を出しアドバイスしてくださいます。爺とて、野菜作りは全くの素人です。
 「なぁんだ、爺だって楽しんでいるんじゃないの・・・」
言い出したい言葉を押さえ、爺のペースに合わせることが平穏に暮らすポイントだと永年連れ添った婆は思っています。

それにしても・・・とやりきれない気持ちを「また爺の講釈が…」と姉にメールでぼやきました。
 即刻返信があり「楽しいことは分けあうものです。かかわってもらっていると、この先何かと助かりますよ」それもそうだと納得した婆。
 
 お互い老いていく道、どう頑張っても支えあわねばならないのです。
 
 小さなビニールの小部屋が輝いて見えますよ。

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