非国民通信

ノーモア・コイズミ

もはやカオス

2007-11-04 22:14:26 | ニュース

民主・小沢氏、早い段階から連立に前向き…自民関係者(読売新聞)

 民主党の小沢代表が、首相から連立の打診を受ければ、民主党内を説得する考えを首相に伝えていたことが2日、明らかになった。

 自民党関係者によると、小沢氏は早い段階から自民党との連立に前向きで、民主党内を説得する考えだったという。

 今回は説得に失敗した形だが、小沢氏はなおも連立参加を模索する意向だ。小沢氏は、最終的に連立を断念した場合は、代表を辞任する考えも周辺に漏らしており、成否によっては小沢氏の進退問題が浮上する可能性もある。

 たぶん大手新聞社では唯一、連立に前向きな読売新聞の報道によると、大連立の打診はむしろ小沢党首の主導によるものだったそうです。この辺の真偽は不明ですが、決してあり得ない話でもないでしょう。自民党に促される形での連立ならば拒否するが、民主党側で主導する形での大連立ならば、むしろ乗り気であったとしても不思議ではありません。

 結局、民主党内の反対によって大連立構想は一時の棚上げとなり、小沢党首は衝撃の辞任宣言に至りました。今後の民主党はどうするつもりでしょうか? 仮にもし、民主党内の反対が無く大連立が組まれていたならば、今度は逆に自民党内の極右勢力の反発を招き、分裂の危機に陥ったのは自民党かも知れないとか、そんな推測もできます。結局、分裂の危機にあるのは民主党ですが……

鳩山法相、「日本にテロリストうろうろ」と発言(朝日新聞)

 「友人の友人はアルカイダ」発言が波紋を広げている鳩山法相が3日、選挙区の福岡県久留米市で開かれた秋祭りであいさつし、「本当のことを、事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐ。テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている」と話した。

 さて、裏で地味に問題発言を繰り返しているのは鳩山法相、今度は「日本にテロリストうろうろ」だそうです。この辺の人が語る「本当のこと」とか「事実」には修正主義者の語る「事実」と同様の薄ら寒さを感じるのですが、それはさておき給油活動に反対するのはテロリストとした中谷元安全保障調査会長の主張に沿うならば、確かに日本にはテロリストがうろうろしていると言うことになるのでしょう。

 最近の動静を振り返ってみれば、一応は日本でもテロが起こっているので、テロリストがいないというわけでもないのでしょう。気に入らない政治家の実家に放火したり、気に入らない弁護士に脅迫状を送りつけたり、北朝鮮と取引のあった貿易会社にトラックを突っ込ませたりと、こうしたテロはなくなってはいません。そしてこうした行為を繰り返すテロリストが一部では社会的な支持を受けているという点において、テロリストがうろうろという発想は間違ってはいないのかも知れませんね!

 

 ←ますます体調が悪くなってきた……

コメント (5)
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