レストランでのワインのテイスティングにはおおむね3点ほどの意味がある。
1点目は、注文したワインに異常がないかどうかの品質チェック。
お客が商品の品質チェックをするというのも不思議な話だが、ワインはデリケートなものだから、店側に協力してチェックしてみよう。
しかし、実際には品質に問題がある場面は少ないと心得るべきだ。
2点目は、パフォーマンスである。
同伴の人や店内のお客さんたちから注目されることの、高揚感を楽しむということだ。
さらに、お店側も注目している。
スマートにテイスティングをすると店側もその後何かと気遣いをしてくれるものである。
特別料理を紹介してくれたりもするものである。
3点目は、特に重要なポイントである。
そのワインを飲むにあたって自分の好みの温度でサーブしてくれたかどうかというチェックだ。
ワインほど飲み頃の温度が大切なものはない。
ワインも赤・白から若いもの熟成したものと適した温度が変わる。
もちろん個人の好みもある。
レストランでのワインのテイスティングはあなたの好みの温度でワインを持ってきてくれたかどうかを見る作業だと心得るのがよさそうだ。
自然と肩の力も抜けて、品質管理もスマートなティスティングも出来ることだろう。
クアトロでパルミ・ペンネかパルミ・リゾットを注文すると、お味見をお願いしますと云われる。
これもワインと同様で、品質管理とパフォーマンスと好みのチーズの濃さを任される儀式だ。
こちらも、クアトロで体験してみよう。
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