Mに呼ばれたスティルトンは、遠く日本のクアトロへ潜入することになった。今回の任務は、フランス・プロヴァンスのチーズ・ロカマドゥールの謎を探ることだった。スティルトンは英国が誇るブルーチーズである。そのシャープな味わいは世界三大ブルーと呼ばれるだけのことはある。クアトロの父お気に入りの味わいであり、クアトロに潜入するのはたやすかった。昨日颯爽とアステインマーチンならぬペリカン便でやってきたスティルトンは、ロカマドゥールに早速近づくのだった。ロカマドゥールは、スティルトンの身分も知らず話出すのだった。
「スティルトン、あのクロタンのおばさんってさ、kykykyky(注1)よね」
若さが売りのロカマドゥールの云うことはスティルトンには理解出来ない。それともこれは暗号なのだろうか。悪者に聞かれてはまずいので、自分に暗号で危険を知らせているのかもしれない。
「NTT(注2)曽根った(注3)ような顔してるのよ、あのおばさん」
「若ければ良いってものじゃないのよなんて云っちゃってさ、まったくJK(注4)なんだから」
会話を理解出来ないスティルトンはますます青くなるのだった。
※(注1)kykykyky=空気読めない、心読めない、漢字読めない、顔ヤバイ
※(注2)NTT=ニラタマ定食
※(注3)曽根った=食べ過ぎた
※(注4)JK=冗談顔だけにして
1 コメント
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- (注1)(注2)(注3)(注4)どれもに該当し... (mamma de Yosomiya)
- 2008-05-08 22:12:13
- (注1)(注2)(注3)(注4)どれもに該当してしまうmammaなのです。よ。
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