ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

スパークリングワインのコツ

2019年06月18日 | ワインの話

ワインのティスティングのコツを覚えたら、泡もののコツも習得しよう。

この泡ものとは、発泡ワインのことで、スパークリング、シャンパン、クレマン、カヴァ、スプマンテ、ゼクトなどと色々な呼び名がある。

どの発泡ワインにしても、泡ものの持つ優雅な雰囲気を大事にする。 まず抜栓の時は、スッパーンと景気よく開ける店はちょっと困ったものだ。 ここは、静かに注意深く栓を外し、淑女のため息のようなプシュっという開け方を期待したい。 「プシュ、これから魅惑のひとときが始まるのね」とスパークリングワインが囁くがごとくだ。

次に、グラスは細長いトゥールシャンパングラスを用意して欲しい。 泡ものの時は、お味見の儀式は省略されることが多い。 「お味見なさりますか」とかの場合は、ワインのティスティングのコツのように、温度ぐらいを確認しておこう。

注がれた泡ものワインはグラスの下から静かに小さな泡が無数に立ち上るものが良い。 ゴボゴボと泡が出てくるものは優雅とは云えないものだ。 この泡の具合は、価格に反映する。

そして、この泡をパールと呼ぶ。 グラスの中ににパールが連なれば、これを真珠のネックレスと呼ぶ。

次に乾杯の時は、ガチャーンとグラスをぶつけあうのは、ちょっと優雅ではないので、グラスを目の高さに上げてお互いの目を合わせるようにしよう。

さらに、決めたい人は、グラス越しに「君の瞳に乾杯」とハンフリー・ボガードのようにきめゼリフを放つのも自由だ。

※19日(水)20日(木)クアトロは連休させていただきます。

 

 

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