ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

おすすめ北イタリア白ワイン

2012年02月04日 | ワインの話

Photo クアトロ新着ワインに、イタリア・アルトアディジェの白ワインがある。
アルトアディジェは、スイスとの国境にある州だ。
南チロルとも呼ばれるアルプスの麓にあるこの地域の公用語はイタリアなのにドイツ語だ。
ブドウの収穫期になると、生産者たちはおらがブドウをトラックに積んで次々と協同組合に持ち寄る。
そこでは、ブドウの糖度などの品質チェックを行う。
規定以下のもの、出来の悪いものは返されてしまうのだが、めったにそのようなブドウは無いという。
このドイツ語を話すイタリア人たちはとてもまじめな生産者達なのだ。
こうして、集められたブドウからワインが作られ、協同組合の名前で販売される。
イタリア人気質は、一人一人が自分が一番のようなところがあり、組織だって動くことが苦手だという。
こういった共同組合が機能するのはイタリアではとても珍しい。
第二次大戦においてドイツ軍がイタリアに侵攻したときに、この組合方式をイタリア人に推奨したが、このアルトアディジェにだけその成功例が残ったということらしい。
そして、このアルトアディジェはアルプスから吹き下ろす冷涼な風が、白ワインを作るのにとても適している。
しっかりとした酸を備えた美味しい白ワインが出来上がる。
クアトロにそのアルトアディジェの白ワインが4種類届いた。
アルトアディジェの“エスト・エ・ノイエ”と云う協同組合のワインだ。
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ゲヴェルツトラミナール、モスカート・ジャッロと云うブドウ品種別の4種類の白ワインだ。
飲み比べをしたり、料理との組み合わせを考えたりとクアトロで楽しんでいただきたい。

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