ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新・チーズの物語~サラセン軍のチーズ

2023年11月03日 | チーズの話

「シャビシュー・デュ・ポワトー」は、フランスのポワトゥー地域で生まれたチーズ。
シャビシューのシャビ(Chabi)は、アラビア語で「山羊」を表す言葉シェブリ(Chebli)が変化したと云われている。
フランスの山羊乳のチーズをシェーブルと呼ぶのも、このシャビから出来た言葉。
8世紀にアラビアから侵攻してきたサラセン軍がトゥール・ポワティエの戦いで、カール・マルテル軍に敗戦した後に、この地に残り、山羊を飼育しチーズ作りを行なったのが起源とされている。
文化の日に、フランスのチーズの文化も味わってみよう。

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