王侯貴族が愛するワインに貴腐ワインがある。
蜂蜜のようにトロリと甘く、熟成した深みのある食後酒。
ピリッと辛みのある青カビのチーズと楽しむのは、まさしく王侯貴族の気分。
貴腐ワインは、貴腐菌の働きで、ブドウの実の皮の部分がメッシュ状になり、そこから水分が抜け糖分だけが濃縮される。
実ったまま干しブドウ状態になるが、このようになるには自然条件が限られ、世界中どこでも出来るものではない。
しかも、ブドウ一房全てが貴腐ブドウになるわけではないので、一粒ずつ手作業で選び、一房分からスプーン一杯の貴腐ワインが出来るかどうかである。
王侯貴族のワインと云われる由縁だろう。
特に、ボルドーのソーテルヌやハンガリーのトカイが有名だが、オーストラリアにも素晴らしい貴腐ワインがあった。
ゴールデンウィーク明けに、オーストラリア産“スリーブリッジス”と云う貴腐ワインで王侯貴族の気分を味わおう。
また、クアトロのバスク風チーズケーキに合わせるのも王侯貴族の気分。
※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は２０時３０分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは２１時
閉店は、２１時３０分とさせていただきます。
※勝手ながら、９日（火）１０日（水）クアトロは、連休させていただきます。
