ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

年末の物語~泡もの特集

2022年12月01日 | ワインの話

クアトロのこの年末は泡ものが充実している。
この泡ものとは、発泡ワインのことで、スパークリング、シャンパン、クレマン、カヴァ、スプマンテ、ゼクトなどと色々な呼び名がある。
どの発泡ワインにしても、ワインを究めようとするものは、泡ものの持つ優雅な雰囲気を大事にする。
まず抜栓の時は、スッパーンと景気よくやるよりも、静かに注意深く栓を外し、淑女のため息のようなプシュっという開け方を求めなくてはならない。
「プシュ、これから魅惑のひとときが始まるのね」とスパークリングワインが囁くがごとく。
次に、グラスは細長いトゥールシャンパンを用意する。
注がれた泡ものワインはグラスの下から静かに小さな泡が無数に立ち上るものが良い。
ゴボゴボと泡が出てくるものは優雅とは云えないものだ。
この泡をパールと呼び、グラスの中ににパールが連なれば、これを真珠のネックレスと呼ぶ。
次に乾杯の時は、ガッシャーンとグラスを打ち付けるのではなく、グラス越しに乾杯するのが優雅。
さらに、スパークリングワインにリキュールを入れる応用編もおすすめ。
クアトロでは、この年末に
・ボーモン・デ・クレイエール(シャンパーニュ)
・天使のアスティ(ピエモンテ)
・バルディビエソ・エクストラ・ブリュット(チリ)
・ファンティーニ(アブルッツォ)
・コントラット・ミレッジマート(ピエモンテ)
・フランチャコルタ(ロンバルディア)
・フリッツァンテ(ヴェネト)
と云った泡ものの大集合。

※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は8時30分
 アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは9時
 閉店は、9時30分。とさせていただきます。

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