ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新着日本酒~獺祭・純米大吟醸45生酛

2021年02月19日 | お酒の話

一時代を築いた獺祭。
その味わいは、ナッツのような香ばしさと爽やかな乳酸系の味わいは、とても優雅な印象。
入手が困難の時代は、特別な味わいに思えた。
現在、蔵の規模が大きくなり自由に入手できるとなると、獺祭は美味しいけれど感動しなくなる。
クアトロの父のような飲み手は、気まぐれで勝手なものである。
その獺祭が新たな試みを始めた。
獺祭の味を大きく変えずのでなく、獺祭の持ち味を深化させようとしている。
その一歩が、限定的に売り出された“獺祭純米大吟醸45生酛”。
生酛と云えば、昔ながらの手作りの味で、獺祭のような大きな蔵には合わないイメージだった。
しかし、この獺祭・生酛を飲んでみると、いわゆる生酛らしくはなく、獺祭そのものなのだが、従来の獺祭のさらりとした味わいに複雑さを与え深化を感じる。
乳酸系の旨味に幅が出来た印象だ。
味の濃い料理にも合わせやすいお酒と云う印象を持ったクアトロの父。
さて、あなたも新たな獺祭の味をクアトロで経験してみよう。

 

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