ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

奥能登の白菊純米大吟醸

2014年01月21日 | お酒の話

Photo_2 松本清張「ゼロの焦点」では、追い詰められた悲劇の主人公は奥能登・輪島の絶壁から身を投げる。
日本海は、とても悲しい色をしていると描く松本清張。
クアトロ新着の日本酒は、“奥能登の白菊”。
奥能登・輪島で作られる酒だ。
能登半島は日本海に鍵型にせり出しているが、その頭の部分にあるのが輪島だ。
能登の内海と違いこの奥能登の輪島は常に日本海の荒波にさらされている。
たしかに暗いイメージの奥能登・輪島だが、この日本酒は、心を和ませてくれる。
一口目は、ほんのりと甘いのだが、その後に力強い旨みが広がる。
能登の寒ブリや越前ガニと同じように、甘みの後から豊かな旨みが広がる。
その奥行きのある奥能登の白菊の純米大吟醸を入手したクアトロ。
魚には当然だが、これはチーズにも良く合いそうだ。
この日本酒は、とても幸せな気持ちにさせてくれると描くクアトロの父だ。

コメント
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