ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

いちご白書

2008年03月26日 | 食材の話

Photo 春爛漫のクアトロの休日。筑波山を越えて八郷村まで足を伸ばした。お気に入りのイチゴ園が今日は店を開いていた。土作りにこだわった農法でつくるイチゴは甘くて美味しい。ここでは、大きさは不揃いながら完熟のイチゴだけを集めたものを買うことが出来る。これが実に旨い。実が柔らかくて宅配は出来ないので、ここまで足を伸ばさないと食べられない。となるとさらに美味しく感じるものだ。
そろそろイチゴも実から木に栄養が回る時期になり、粒によって味の当たりはずれがある。帰り道、車の中でイチゴの箱に手を伸ばす。はずれを引くと次の当たりを引くまで食べてしまうので、家に着くまでに箱は軽くなった。
イチゴは充分な甘みに適度な酸味が加わって旨みをもたらす。これは、果実全てに云えることで甘みと酸味のバランスが重要である。明日から始まるクアトロ2周年企画のラスト「トマトとチーズのスパゲッティ」で使うフルーツトマトも同じである。充分な甘みと酸味のバランスが必要だ。もちろんワインにおいても同じである。
子供の頃のイチゴは砂糖やコンデンスミルクを付けないと酸っぱくて食べられなかった。それでもそのしっかりした酸味が砂糖の甘みと相まってそれはそれで美味しかった。
ブログを書きつつイチゴに手を伸ばす。ちょっと食べ過ぎました。

コメント
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