奈良市の東方、大和高原の北端近くの大柳生から京都府境の笠置町に抜ける県道47号線で須川ダム横の相和小学校前の交差点を左折、県道184線を成りに暫く行くと
左手一面に棚田が広がっている。
木津川支流の白砂川其のまた枝流の源流域、小さな流れを挟み込む穏やかな斜面いっぱいに棚田が見事な弧を描いている。
県道184線右手斜面、棚田をはさんで対面する斜面に上須川の民家が点在、この辺りの民家は大きな屋敷を構えた家が多く棚田の正面斜面上に有る民家などは棚田の点景としても嬉しい風情をかもし出している。
この丘陵斜面を三方から取り囲むように配された棚田はせり出す方向も三方向に向かっていて其の造形美は素晴らしい
青田の夏の日、黄金に色づき始めた晩夏の頃、モノクロ調になってしまって沈黙の棚田、どれもこれも美しくて懐かしい景色です。
それぞれの対面斜面から見る。
撮影2010.6.27ー8.27 その他