大森町は旧八日市市と旧蒲生町の境界に続くなだらかな布引山山裾を流れる蛇砂川沿いに軒を連ねる里山集落です。
大森町の鎮守である大森神社は集落はずれの山裾、県道46号線沿いに大森神社の大きな石碑と石の鳥居が見えて直ぐにでも解る。
車も通れる参道は道路脇から一直線に山裾の斜面を駆け登っている。
山裾の参道は深い緑に覆われ、凛とした空気に包まれ厳粛さを演出してる。
参道脇の2本の杉の木を利用してはるか天上にこの勧請縄がかけられている。
縄は細く頼りなさ気であるが中央には蔓を使って環を造り、その中にドーマンの「しるし」を思わせる格子を造っている。
ただそれだけの単純素朴な勧請縄ですがそれだけに強力な呪力を持っているように感じるのはうがった見方なのだろうか???。
撮影2009.1.24