近く、三國神社の神木、ケヤキの巨木を撮影に行き、古い町並みが残る三國本町から「九頭竜川」河口、所謂三國湊をぶらぶら歩いて見た。
越前三国湊はあの東尋坊近く、日本海に注ぐ越前きっての大河「九頭竜川」河口に位置する古い湊町。
江戸時代、蝦夷や大阪から物資を運ぶ北前船交易が福井藩の保護のもと大きく発展、現在にも独特な雰囲気を残している。
どことなく一時代昔の湊町独特の板壁建物、その向こうの背の高い建物は「三国神社」祭礼の巨大な武者人形山車が置かれて居る保管蔵。
現在は観光拠点の「旧岸名家」、三国湊町家館として一般解放されて居ます。
岸名家は九頭竜川上流から材木を流し、北前船で全国に運んだ材木商新保屋、「岸名惣助」の屋敷、建物は江戸時代後期の文政六年(1823)の建築。
母屋と玄関部の平棟軒部が直角に交差する独特の造形を持つ「かぐら建て」の建物、隣の情緒あるベンガラ格子戸は「三國湊座」??。
通りの角にはこんなのんびりした景色。
角向かいに威容を誇るレトロな洋風建築・・・・、三国湊一の豪商「旧森田銀行本店」、現在は使われていないが内部も無料で見学させてもらう事が出来る。
元々は北前船の廻船問屋だった森田家、明治に入り鉄道など輸送手段が新たに出来、廻船業の衰退から、さっさと銀行に鞍替えした。
この建物は大正9(1920)年に落成、昭和5年福井銀行に合併、現在国の登録有形文化財と成って居る。
最寄駅、「えちぜん鉄道」三國芦原線終着駅「みくにみなと」駅には電車を待つ人など誰も居なかった。
撮影2010.9.18
こんないい所だったんですね。残念!
僕なんかしょっちゅうです。
帰って調べると近所にこんなものがあったんや・・・。
てな訳でまた出直しが多い。
まあそんなに完璧やないから面白いんじゃない??。
しかし今日も寒かったなあ・・・・。