彦根市街から遥に遠い鈴鹿山系「霊仙山」山中の準廃村「男鬼(おおり)集落」に残された茅葺き民家
この地にも何度足を踏み入れただろう・・・もちろん夏場の車が入れる時期ばかりだが・・・
夏場だけこの地を離れた人達が旧我が家の手入れや避暑、あるいは農作業の為に帰郷する。
集落に軒を並べる10軒ばかしの民家は全て茅葺き屋根のトタン懸け、懷かしい気配をそのまま残しています。
そんな集落に一軒だけ残された茅葺き民家、僕が訪れた二年前の夏、足場が組まれて工事中の様子・・・
裏に廻って見ると見事に葺き直されて、こんな状態・・・・・。
NET検索すると、滋賀県立大学近江楽座/男鬼楽座の人達が中心になり、この民家の再生保存活動を行っているとか??。
今年も7月には表側の屋根の大部分が葺き替えられたようです。
この分だと多分来年の雪が降るまでには、葺き替えられて綺麗になった茅葺き屋根が見れるかも・・・
隣には赤錆の始まった誓玄寺が所在無さげに佇んでいた。
撮影2011.8.13