眼も鼻も・・・像容さえも覚束無いほど崩れ去り、其れ故に人呼んで「目無し地蔵」??
近くの寺からの帰り道、なにげに通った集落外れで「目無し地蔵」の看板を発見、早速確認
比土上出集落の入口と思しき辺り、常緑樹の老木根元にそれらしき高さ1m足らずの岩が有り・・・
その正面に軒を突き出した覆い屋を設け、凝灰岩肌に石仏だとかろうじて判る彫刻が施されて居る。
頼りない舟形を彫りくぼめ、像高50cm程の多分地蔵立像だろうと思われる石仏を刻み込む。
詳細は何一つ確認できませんが・・・・おそらくは素人彫りの未完成仏ではないだろうか?
撮影2012.8.19